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メディックメディアMIG ぶっちゃけトーク 第2話

▼前回の記事はこちら。

参加者:ビーバーエイリアンロボ

社員同士は仲がいい? ランチ事情は?

ミグ さて、そんな出版社らしからぬところも多いメディックメディアですが、今回は「社風」について聞いていきたいと思います! 
オフィスを眺めて感じるのは、やっぱり「平均年齢が若めだなぁ」というところですよね。

採用WEBサイトに「データでみるメディックメディア」というページがあるのですが、それによると平均年齢は34.5歳(2024年度)だそうです。毎年、若い人が入社してくる。そんな若い同僚たちと、仕事以外でどんな交流をしていますか?

3人 ……。

ミグ あ、みんな黙ってしまった…。

ビーバー オ、オタク友達なら…。社内の同じ趣味のメンバーで会社の保養所(※)を借りて遊んだりしてます。大きなテレビがあるので、推しのDVDを持ち寄って流したりできるんです。土日は予約が空いているので借りやすいですよ!

(※)保養所:会社の徒歩圏内にキッチンつきのフリースペースがあり、社員は自由に借りることができる(宿泊不可)。また、軽井沢や逗子には宿泊可能な保養所がある。

エイリアン 仲良しじゃないですか! 保養所、そんな使い方もアリなんだ。逗子の保養所にはプロジェクターがあるので、DVD鑑賞合宿をしている社員がいるって聞いたことがあります。一軒家で敷地が広いので、室内で少しくらいなら騒いでも大丈夫な立地なので。

ビーバー 合宿…!やっぱり大画面はいいですよね。

踊り狂うオタクたちの図

エイリアン ロボさんは他の社員と雑談することあります? いや、雑談してるところ見たことないな…。昼休みって何してるんですか?

ロボ 昼は自分がやりたいことやってますね。イラストを描いたり、何か作ったりとか。それと一時期、駅前のジムにちょっと行って帰ってくるのをやってました。ちょこっと行って、5分だけランニングして、昼休み中に帰ってきています。

エイリアン まさにチョコザッ…なんでもないです。それ、もう普通に会社の周りを走ったほうが効率いいですね(笑)。

ロボ …うん(笑)。まあずっと座りっぱなしの職業なので少しでも身体を動かすきっかけに、ということで。案外、昼休みの1時間っていろいろできるなあと感じてます。以前はプラモデルを作ったりもしていたなあ(笑)。

エイリアン ランチを早く食べればね。ロボさんはいつもお昼早いから…。

ロボ 5分以内(の完食)が自分に課しているルールです。

一同 (笑)

ミグ ビーバーさんはお昼、どうしていますか?

ビーバー お昼は、買ってきて食べるか、外に食べに行くかが半々くらいですね。買うのは「サブウェイ」が多いです。こう、野菜とお肉が入っているから、これを食べておけばOKかな、と。

エイリアン 野菜摂取、大事! 私は、会社の隣の敷地に毎日キッチンカーが来ているので、そこで日替わりで買っていますね。近いし、外にランチに行くよりは安いし。最近キッチンカーが増えて2台になったので、バリエーションが増えて助かっています。

ミグ …「社風」の話題からだいぶ逸れましたね。ビーバーさんは他社を経験してメディックメディアに転職してきたわけですが、入社当初はどんな印象を持ちましたか?

ビーバー 仲が良い会社だな〜と驚いた覚えがあります。前職の会社は月刊誌で忙しいこともあり、社員同士の交流も少なめで…歓送迎会と忘年会くらいですかね。なので、社員旅行とかBBQ、「鍋の会(※)」のような社内イベントが多いことにもびっくりしました。

(※)鍋の会:社員約10名ずつと社長が鍋料理を囲むイベント。毎年冬に保養所で開催される。

ロボ ビーバーさんは社員旅行には行かれましたか?

▼メディックメディア社員旅行の紹介記事

ビーバー 行っていないです… 旅行が得意ではなく…。

エイリアン それはしょうがないですよね。ちなみに、ビーバーさんから見て「仲良い会社」って、馴染みやすいですか? それとも、「私はそういうのはちょっと…」という感じですか?

ビーバー 馴染みやすい雰囲気はいいなと思います。仕事で困った時などにも話しかけやすい空気がありますし、年代が近い者同士の馴染みやすさは働きやすさに繋がっているのかな、と。…社内イベントに積極的ではない自分が言っても説得力がないかもしれませんが(笑)。イベントも強制ではなく参加したい人は参加してねって感じなのでご安心ください!

ぶっちゃけ、何のオタクですか?

ミグ 「オタク友達」という言葉が何度か出ましたが、ちなみに皆さんどんな分野の「オタク」なんでしょうか? イラストレーターはクリエイティブな仕事だと思うので、色々インプットされているんじゃないかと思うのですが…?

ビーバー 具体的に何のオタクかは黙秘でお願いしたいのですが(笑)…、友人の展示や美術館にはよく行きます! 構図や配色など勉強になりますし、仕事に活かせる部分はないかなという視点で見ることも意識しています。何より制作へのモチベーションがあがるので、いい刺激になります。エイリアンさんはどうですか?

エイリアン コンテンツを見ることは少ないですが、オタクというカテゴリでいえば、「洋服オタク」です。10〜20年前の国産の服をちょこちょこ集めています。デザイナーやパタンナーのこだわりが詰まった服を眺めるのが好きで、「どうしてこの服は、腕が細く長く、腰高に見えるんだろう?」みたいなことを自分なりに分析したりしています。人物キャラクターを描くにあたって、その分析を活かすことも多少はありますね。

ロボ 服を眺めるとは…? 飾っておいたりするんですか?

エイリアン トルソーに飾って写真を撮ったりします。自分は着ないけど服としての造形が好きだから、飾るために手に入れた服とかいっぱいあります。服飾の知識は一切ないんですけどね。

ビーバー すごい世界だ…。服、飾ったことない。

トルソーに飾った服を愛でるエイリアン氏

ミグ ロボさんはどうですか?

ロボ 僕自身、明確に「オタク」といえるほど突き詰められているものがあるわけではないですが、なんて言うんだろう… 作り手オタク? 作られた作品自体よりも、「どんな人がそれを作ったのか」の方にすごく興味があって、琴線に触れた作品があると、それを作った人や影響を受けたもの、その周りの人間関係などをとにかく調べちゃう癖がありますね。

例えばアニメーションの作画が好きなんですが、動きが良いカットがあると担当アニメーター(原画)を調べて、その人が関わった別の作品を見て描き方の傾向を分析したり、その人が影響を受けた映画や音楽、人物を探ったりしちゃう。

ビーバー その視点でアニメを見たことがないから新鮮です…! ロボさんが、その視点を最初に自覚したのはいつなんですか?

ロボ 中学から…ですかね。1つの作品に関わっている人たちが同じように絵を描いてるんだけど、そこに何かちょっとした個性が出ているというか、上手い人が描いたところって何か違うな、と気づいて。魅力ある絵を描ける人が何に影響を受けているのかを知りたくなったのが始まりです(笑)。

それこそ、メディックメディアに入社して最初にやったのは、『病気がみえる』(以下『病みえ』)の中で、どのMIがどういう絵を描いていて、どういう気質の人なのか…という分析なんですよね。『病みえ』ではイラストデータの流用が多いので、データをいじると他のMIの絵の作り方が学べるんです。新人の頃は、各MIの良いと思った表現を参考にしてデータを作っていました。

エイリアン イラストレーター以外の社員や読者さんからどう見えるかはわからないんですけど、イラストレーター同士は「この巻のイラスト、絶対にあの人が描いたな」って分かりますよね。特にイラストが多い『病みえ』をやっているとわかる。

ビーバー 私、まだわからないんですよね…。

エイリアン イラストレーターチェック(※)をやるとだんだんわかってきますよ。

(※)イラストレーターチェック:新刊・改訂書籍の校了直前に、その書籍に関わったイラストレーター総出でイラスト表現やレイアウトを確認するフローのこと。

▼イラストレーターチェックについての参考記事

ロボ そういう見方で『病みえ』を見てみるっていうのも、おもしろいですよね。自分ならこのイラストはこう描くなあ、とかね。

試しに作ってみたMI当てクイズ〜。同じ人物イラストでも特徴が出てるんですが、わかるかな?

(第3話に続く)


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