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Rui(涙)ningのススメ
数年前から1年に1回くらいの頻度で友人に提唱しているRui(涙)ningについて書きたいと思う。
Rui(涙)ningとは"涙+Running"、つまり泣きながらランニングすること(名付け親わたし)。読み方は【るいにんぐ】。
意図的に泣いてスッキリするという涙活(るいかつ)が何年か前にちょっと流行ったけれど、涙ningも涙活の1つである。
〈涙ningのいいところ 〉
①ランニング中は副交感神経が優位になるため普段より泣きやすい
②身体を動かすことによるストレス解消と、泣くことによるストレス解消の相乗効果を期待できる
ランニング中って感受性豊かになりませんか?
「なんて綺麗な夕日なんだ…」
「子どもたちが遊んでいる、平和な世界だ…」
「ああ、風の中に春の芽吹きを感じる…」(オエッ)
普段なら震えてしまうほど陳腐な感性が引き出される。それを利用していっそ泣いてしまおう!というのがこの涙ningを思い立った発端だ。走り終わった爽快感、泣いた後の爽快感のダブルパンチといったら!
〈涙ningのやり方〉
一般的な涙活は泣ける映画を見たり、泣ける本を読んだりすることだと思うが、走りながらだと難しい。
①生理現象依存型:涙が出るまで瞬きせずに走る
多少暴力的な泣き方だが、涙を流すことが目的なのだからこれでもいいのだ。
②コンテンツインプット型:泣けるPodcast、泣ける曲を聴きながら走る
SpotifyやYouTubeで泣ける〇〇で検索するとたくさん出てくる。走っているときは涙腺が緩まるのでコンテンツはわりとなんでも良い。安住アナの日曜天国とか感動系も多いよね。
③自己捻出型:悲しかったこと感動したことをひたすら思い出して泣く
繰り返しになるが、走っているときは涙腺がゆるゆるなので意外といける。そう信じ込むことが大事。
副交感神経とか難しい単語を並べてみても、やり方が総じてアホっぽいのが難点だ…。
最後に一つ、注意点としてはなるべくさめざめと泣いてください。そして時間も昼より夜がおすすめ。
やはり、大の大人が大泣きしながら公道を走っているのはかなり怖いので。
ではみなさん、良い涙ningを!