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今日の読書【哲学を知ったら生きやすくなった】

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今日の読書

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哲学を知ったら生きやすくなった
99~108

孤独とうまく付き合うには?
ショーペンハウアー
孤独を愛することは、自由を愛すること。むしろ、自分と向き合うことで、人生はますます楽しくなる。
孤独は自分とつながる「自由」な時間。「楽しさ」を突き詰め、自分を高めよう
孤独を愛さないものは、自由をも愛していない。
いい意味での孤独とは、自分と向き合うこと。それにより、自分は何を考えているのか、何を得た

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哲学を知ったら生きやすくなった
79~88

やらなきゃ...でも気が重い
メルロ=ポンティ
身体は自分のものであると同時に、世界と自分の意識をつなぐ媒介でもある。身体という「もう一人の自分」に任せれば、おのずと心はついてくる。
気持ちがうまく動かないときは「体」から働きかけるのも手
メルロ=ポンティは「身体は自分のものであって自分のものではない」という両義性があると考えた。
頭より先に体を動かす

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哲学を知ったら生きやすくなった
69~78

お金の不安、どう向き合う?
ジンメル
お金は、行きつきたい場所にたどり着くための「橋」。橋に住み着くことはできない。橋造りに熱中せず、自分がどこに渡りたいのかを見つけることが大切。
お金は目的をかなえるための「手段」。「なりたい自分」に投資しよう。
目的を見極めるためには、お金という自由を手にしたときに、まず立ち止まって「さあどう使おう、どうワクワクし

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哲学を知ったら生きやすくなった
59~68

苦手な人とどう付き合う?
ディルタイ
人間は、異なる「体験」によりできている。だからこそ、接すると「抵抗」が生まれる。それぞれの体験を理解し、うまく共存しよう。
相手の「体験」の背景を知ることでもっと楽に、前向きに共存できる
なぜ人間関係の悩みが生まれるかというと、そもそも人間は皆違うから。
それぞれに感情や経験を抱えていて、それが人間らしさをつくって

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哲学を知ったら生きやすくなった
49~58

会社が業績不振......どう動く?
サルトル
人間はどんなときも運命に抗って、自分を変えていくことができる。そして、社会に働きかけることができる。
自分で人生を切り開くという考え方を、哲学では「実存主義」という。
実存は本質に先立つ。実存とは今ある自分の存在や人生のこと、本質とはあらかじめ決められた運命のこと。つまり、自分の存在は運命を超える。
ひと

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哲学を知ったら生きやすくなった
39~48

答えがでないとき、どうする?
キーツ
ネガティブ・ケイパビリティ
不確実なままの状態を受け止められる強い力
判断を保留する能力。
拙速に答えを出さずにいったん保留することで、正解といえる答えを導くためのより多くの可能性を残した状態でいられる。
将来などの長期的な物事を考えるときに必要。
不確実のまま保留にした状態で不安なときは、可能性を楽しむ。
まだ何

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哲学を知ったら生きやすくなった
29~38

怒りをどうコントロールする?
セネカ
怒りは破壊をもたらし、負の連鎖を引き起こす。怒りを他人にぶつけてはダメ。人間同士助け合い、怒りの原因となった問題を解決せよ。
怒りは「破壊」であり、仕返しをしたいという「報復の欲望」
人間は相互の助け合いのために生まれた。怒りは破壊のために生まれた。
怒りが収まるのを待つことこそが勇気だ。
怒りというのは、弱さの裏

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哲学を知ったら生きやすくなった
19~28

キルケゴール
「あれか、これか」の選択を迫られたとき、本当の自分の心を見つめ直せば、おのずと、どちらを選ぶべきか分かる。
人生の選択には「美的選択」と「論理的選択」の2つがある。美的選択とは、流れに身を任せて享楽的に人生を生きるという道、論理的選択とは、悩みながらも自分で選択し、人生を切り開いていく道。
「何をすれば自分が満足できるのかを見極めれば、お

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哲学を知ったら生きやすくなった
2〜15

哲学とは、常識を超えて考える思考法。
ドイツの哲学者・ヘーゲルの名言、ミネルヴァのフクロウは黄昏に飛び立つ。
哲学は自分の考え方を変えるための手段。
今回の哲学、弁証法
何事にも必ず問題は生じる。「弁証法」を使って否定をうまく取り込み、妥協や折衷案ではない、より発展した「第3の道」を見いだせ。

否定されたら、その部分を取り込んで、より発展させるってこと

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