不眠症


不眠症になると、日中にしんどかったり、怠かったりで仕事に集中したくてもできなかったりしてしまいます。


私のメンタルはへなちょこなので、一日寝不足になっただけでも何もかもやる気がなくなり、集中できなくなります。


これが慢性的にずっと続くとおもうとゾッとします。


ですが、実際にはこの不眠症で悩まれている方がたくさんいらっしゃるので、そんな方の役に立ててほしいと思いこの記事を書きます。


まず、夜寝れなくなる原因としては目に強い光が入ることによって、視床下部という場所が刺激され、そこから脊髄の側角という場所へも刺激が入り、交感神経が働くことで松果体の機能が低下し、メラトニンの分泌が抑制されます。


光→目→視床下部亢進→側角亢進→松果体低下


という流れです。


逆に夜になり、強い光が目に入らなければ視床下部を刺激しないので、松果体の働きは更新し、メラトニンを分泌し、眠りに入りやすくしてくれます。



ここまでの流れは有名なので、知っている方も多いと思いますが、ここからがいろいろな本などでも書かれていないところです。


たいがいは「なので交感神経を落ち着けるようにしましょう!」だったり、「携帯やパソコンを寝る前には控えましょう!」「視床下部の原因をなくしましょう!」で終わってしまうのですが、それだけの説明では不十分です。



視床下部も刺激が入らなければ自分勝手に活動なんてしないですから!!



そもそも体には、亢進した交感神経の働きを抑制する働きが備わっているのですが、それがうまく働いていないため、交感神経の亢進状態が続き、不眠症となるのです。


じゃあ、その機能をしているのはどこかですが、それが


大脳皮質


です。


大脳皮質は脊髄側角を抑制するように働き、交感神経の働きを抑制してくれるのです。


なので、いくら携帯を見ないようにしたり、リラックスできるように工夫しても、大脳皮質の機能低下が起こっていると不眠症は改善されないのです。


なので、大脳皮質の状態、もっと言えば神経系の状態がいい状態で働くことが不眠症から脱する条件なのです。


この大脳皮質をいい状態に保つ方法は、その人の生活習慣や大脳皮質のどこに問題があるので一概には言えませんが、体(神経系)が正常に働く3大条件というブログも一つの参考にしてみてください。


今日はこの辺で!!


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