私の生活改善運動/安達茉莉子
安達茉莉子さんのエッセイ
「私の生活改善運動」を
拝読しました📖´-
(2023,1,27 読了)
本書は以前参加した対面式読書会でご紹介されていて、ご紹介者さんがその場で貸してくださったものです。
著者の生活を少しずつ改善していく様子が描かれたエッセイ。
なぜ生活改善が必要なのか、どのようにして生活改善していけばいいのか、著者が学び実践してきたことがその時々の想いと一緒に綴られています。
タオルやシーツ、ゴミ箱、セーター、靴、家具など具体的なモノから、住居や仕事、人間関係など様々なレベルで、自分にとっての幸せが何なのかを探り、幸せに生活していくための具体的な行動をとっていく。
本書を拝読していると、いかに自分が日々の生活を適当にしてしまっていたかを実感します。
一日一日を大切に生きなければと思いつつ、周りを見渡せば妥協したモノたちに囲まれています。
自分が囲まれているモノ、環境、食を見直してみたら、この中にときめきを感じるものがどのくらいあるのだろうか。
ときめきを感じないモノたちに囲まれていると、自分の人生にもときめきがなくなります。
そのままで人生を終えるのは寂しい。
今、見直すタイミングなのかもしれません。
もっと自分の人生と真剣に向き合うべきタイミング。
本書は良い起爆剤となりそうです。
スキマ時間で少しずつ生活改善運動始めていこうかしら。
そして、本書を読み終え感想をまとめようとしたら妹から
｢お姉ちゃんが好きそう｣
と、”ヨリミチ新聞”というのを持ってきてくれました。
そこには横浜市にある妙蓮寺という土地のことが描いてあって。
実は本書も妙蓮寺から生まれた一冊。
この繋がりになんだか心がポカポカとなりました。
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