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水上博物館アケローンの夜/蒼月海里




読書好きが集まるオプチャの9月の課題図書📕
蒼月海里さんの「水上博物館アケローンの夜」を拝読📖しました。





正直申しますと、装丁からして自分では絶対に選書しない本なので拝読するのをとまどいましたが。。。
読友さんの好意により手元に届いたので、有難く最後まで拝読することしました。



博物館を舞台に繰り広げられるファンタジー。
神話や歴史の話がちらほらでてきたり、人生に疲れた人たちが行き着く嘆きの川で船の渡し守と出逢うというモチーフは面白いと思います。
渡し守の言葉も、淡々とはしているけれど温かみのあるものでした。



誰しも、自分の人生の中で行き詰まることはあります。
そんな時に、本書のような渡し守の存在がいたらとても心強いかもしれません。
でも本当は、渡し守のような存在は自分の中にちゃんといて、その存在に自分が気づくことが重要なのではないでしょうか。



本書のようなものはラノベ系というのでしょうか?
多分、お若い方向けに書かれているのでとても読みやすいと思います。
ただ。。。私はやはり本書をあえて読もうとは思わないかな。
メッセージ性があるようで今一つ心に沁みるものがなかったので、児童書の方がより深みがあるように感じます。
まぁ、これも人それぞれ好みですけどね🤗









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