見出し画像

逆さまの世界を見て清潔に(ヨーガにて便秘解消し、お肌綺麗に、健康に)


#清潔のマイルール

ヨーガの修練を重ねていくと、この世界が逆さまに見えてきます。今回は身体のお掃除・デトックスについて。ヨーガの浄化法・ナウリです。
↓私が実演するナウリ

仏教では、真理を逆に見ることを顛倒と言います。今回はヨーガの技法にて顛倒を見ることを述べます。

ヨーガでは、ナウリは浄化法の一つとして位置付けられており、消化の火(アグニ)を再加熱させ消化機能を高めるとされています。未消化なものはアーマ(未消化物)となり、健康を下げると考えられています。
また、ナウリを行うと腸を刺激しますので排便が促されます。

皆さんは大便を汚いもの、不浄なものだと認識していると思います。
しかし、自分の中に大便がある状態は汚いとも不浄とも感じていない方が多いでしょう。そして、外に出た瞬間、急に汚いものに変化してしまうわけです。

これを私は逆に思っているのです。
つまり、体内の大便こそ不浄であり、外の大便は浄化された後のものである、と言う事です。

大便が体内に滞っていると、大便は腐敗し、悪玉菌が発生し、そうした有害物質は腸壁から吸収されていきます。そして、それが全身を廻り、肌荒れの原因にもなります。

「体内の大便が腐敗し、その有害物質が全身を巡る」

これが体外の大便よりも、体内の大便の方が汚い、不浄であると言う理由です。しかし、多くの人が、体内の大便は不浄とは思っていないのです。体外の便を不浄とは認識するのですが。ここが仏教で言う顛倒である、と私は思うのです。

ちなみに、仏教では四つの顛倒、四顛倒があるとされます。

無常を常、苦を楽、無我を我、不浄を浄

精選版 日本国語大辞典「四顛倒」の解説

と考えるのが四顛倒です。
今回の場合、体内の大便は不浄であるのに不浄と見ない、と言う顛倒となります。

私は朝のトレーニングとして、このナウリをメニューに入れていますが、これによって排泄が促されます。お風呂に入らないと気持ち悪いように、これを行わないと体内に何か残っている感じがして気持ちが悪いのです。

こうした大便の腐敗は発癌物質も発生させるらしいです。

https://www.taiho.co.jp/kenko/otayori/chounai03.html

ですから、ご自身の健康のために、

「体内の便こそ不浄である」

と言う正しい認識を持っていただきたいと思います。

ちなみに、いきなりナウリは難しいので、ウディヤーナバンダと言う技法が前段階にありますので、そちらから練習してみてください。ウディヤーナ バンダでも排便は十分促されます。

ヨーガの先生ならバンダはできると思いますので、お近くのヨーガ教室へ是非。そして、この逆さまの世界から脱出してください。私もヨーガを教えていますので、名古屋市にお住まいの方は是非お越しください。

一人でも多くの方が健康になり、自己実現・社会貢献できる世の中になればと心から願っています。

では、また。

いいなと思ったら応援しよう!