日記20250113深夜ベイキング
午前中は1週間のお弁当のおかずの仕込みをした。野菜を茹でて肉を調理して炊いたご飯を小分けにして、まるで貯金みたいに冷凍庫にしまった。
その後は昨日焼いたお菓子で休憩をした。昨晩、賞味期限切れ間近のアーモンドプードルを発見したので、それを消費するためにパウンドケーキを焼いた。
深夜にお菓子を焼くのは遊び感覚が増す感じがして楽しい。部屋中がバターと砂糖と小麦の甘い香りになるし、その中で焼き上がるのを待ちながら本を読んだり手帳に書いたりすると妙に捗る。焼き上がったら、端っこを一切れ「アツ!」と言いながらつまむのもよい。本当は一晩経って冷めてからの方がしっとりとして美味しいけど、焼きたて独特の未完成な感じも好きだ。夜中に甘いものをゆっくり食べるというのも羽目を外している感じがするし。
シャカシャカかき混ぜている間、「眠いのになんでわざわざ手を動かしてこんなしんどいことをしているんだろう」とふと我に返る瞬間はあるが、何かを手で創りたい衝動がでてきたときは疲れてでもさせてあげた方が心によい気がする。黙々と創る最中は余計なことを考えないし、その状態になりたくて創っているという側面もある。
今日は結局5切れも食べてしまった。