[ギリシャ旅]4月のサントリーニ島は なぜおすすめなのか? (訪れたレストラン/ホテル/撮影スポットのご紹介)
サントリーニ島のピークシーズンの夏を避け、4月に旅したらどうだった? をまとめました。結論から言うと、4月はとてもおすすめです!
旅をしたのは2024年4月中旬。旅の下調べが好きなので、出発前に沢山調べ、実際に食べて、見て、泊まって来た春のサントリーニ島の情報をお伝えします。これを読んで、サントリーニ島に行ってみたいと思ってもらえたら嬉しいです。
夏場だけ営業するレストランやホテルがあるため、冬に旅したらどこも閉まっいて寂しかった、という話も聞きました。一方で、人が押し寄せる夏はホテル代も高騰、通りも人であふれ、人気の夕日スポットは数時間前から場所取りという大変な旅になりそうな予感。では中間の4月に旅したらどうなの? と計画したのが今回の旅でした。
円安時代ですが時に豪華に、メリハリをつけた過ごし方で満足度の高い旅になりました。
サントリーニ島のハイライト
サントリーニ島と言えば、これ! な写真をまずはご紹介します。
心洗われる絶景をたくさん見た旅でした。
エーゲ海を背景に、青いドームの教会。眺めている海がエーゲ海って考えるだけでテンション上がりました。
山肌に貼り付くような白い町並
夕日の名所イアの町から眺める夕日
フィラの町の夜景
イアの町の3つの青いドーム屋根の教会。
港のレストランで食べるシーフード
合計3泊、こんな感じに過ごしました。
島で一番大きな町フィラには比較的リーズナブルなホテルもあり。西側の夕日の町イアはラグジュアリーホテルが大半、ということで1泊ずつホテルを変え、リーズナブル→ラグジュアリー→リーズナブル、とメリハリのある行程にしました。
1日目:夕方サントリーニ島に着 時差ボケの眠気との戦い(フィラ泊)
2日目:フィラ→夕日の町イアに移動、海辺の素敵ランチとラグジュアリーステイに狂喜乱舞(イア泊)
3日目:お昼前までイア→フィラに移動(ホテルに荷物置く)→路線バスで遠足(フィラ泊)
4日目:ランチまでフィラの町歩き 午後の飛行機でアテネ→ザキントス島へ
出発前に調べに調べて組み立てた、3泊4日で訪れたスポットをご紹介します!
(バス)島のバスは現金のみ
空港からフィラの町までは路線バスで1人2ユーロ。サントリーニ島のバスは現金のみ、小額紙幣を用意して行きましょう。支払いはバス同乗の集金係に。
ちなみに空港送迎タクシーは定額で、空港ーフィラ36ユーロ、空港ーイア45ユーロだそう(1ユーロ167円だった円安時代には手が出ないプライス)。
空港発バスは1時間に1本程度ですが時刻表もあまりアテにならず。そのうち出発するでしょ、と島時間を過ごしましょう。
(食)ギリシャで食べてみたかった食材を。スーパー【Sklavenitis】[フィラ]
ヨーロッパの旅の初日の夜は、時差ボケで睡魔が襲ってくる時間です。レストランで眠気と戦いながら食べるのは悔しいので、この日はスーパーでギリシャらしい食べ物を調達してホテルの眺めの良いテラスで食べることにしました。いつ眠くなっても大丈夫なお気軽ディナーです。
フィラにある大きなスーパー【Sklavenitis】は品揃えも豊富でおすすめです。
ギリシャに行ったら食べてみたかった食品ににトライすることに:
フェタチーズ(樽熟成) *奥のチーズのような樽の木枠が目印です。コクのある旨味を楽しめます。100gとか50gとか、希望の量を切ってもらいましょう。
サントリーニ島の特産品も是非:
ワイン(サントリーニ島はアシルティコ種の白ワインが有名)レストランで飲むよりかなりお得なので、ちょっと高めの行っちゃいますか! も大いにアリです。滞在中に行ったお店の中では、このお店が最も品揃え豊富でした。
サントリーニ島のクラフトビール(サントリーニ島の港で活躍するロバにあやかって、ロバのモチーフ)
コパニスティ(サントリーニ島で作られるソフトチーズ。量り売りコーナーの人に聞くと奥から出してもらえます。レストランでも見かけることなく、旅の間出会えたのはここだけでした)
ホテルの屋上テラスで海を眺めながら絶景ディナーとなりました。食べたいものを食べられる量だけお得に手に入れられて、眠くなったらすぐに部屋に戻って寝られるという気楽さに大満足でした。
(食)手軽に食べたい時は【Lucky's Souvlakis】[フィラ]
お肉の串焼きスブラキと、ドネルケバブみたいに削ぎ落としたお肉を巻くギロピタのお店(写真はギロピタ)。熱々のピタパンで、野菜と一緒にくるりと巻いて渡してくれます。結構ボリュームがあるので、これで1食にしてもよいかも。今回はテイクアウトして屋上テラス持ち込みディナーの一品に。
(見)フィラの町の夜景スポットを目指して夕暮れ散歩
4月の日没は20:00近くで日が長く、得した気分でした。時差ボケの睡魔に勝利したので、夕食後フィラの白い町を歩いてみることにしました。
あれ、ドアだけ? この下の崖に沿ってレストランやホテルがあるため、入口が一番上になりこんな風に目印のためドアだけなんだそうです。
ドアの向こうには下へ続く階段が。空の色が美しい。
フィラの夜景スポットから(グーグルマップだと【Panoramic View Fira】です)。
うわー!! って思わず言いながら撮りました。昼も夜も美しいサントリーニ島です。
(泊)屋上の海が見える絶景テラスを活用しよう【Fira Vista Hotel】[フィラ]
フィラの町のお手頃価格ホテルです。真っ白な室内、カーブを描く壁などにちょっぴりサントリーニの伝統建築気分を感じられたホテルです。
おすすめが屋上のテラス。ここで過ごさずに帰るのはもったいない! どーんと海の眺めで爽快です(空港側の海が見えます)。この眺めを知ってしまったのもあり、ここで持ち込み夕食にしようということになりました。
(食)ピクニック気分で朝食を。【Metropolitan Cathedral of Thira】の前に絶景ベンチを発見[フィラ]
2日目の朝は時差ボケで早く目が覚めました。思いがけず見られたサントリーニ島の幻想的な朝焼けです。
朝食は近くのパン屋さんでパンを買って、昨夜買ったチーズをのせて食べることにしました。向かったのはネアカメニ島が見えるフィラの大きな教会の前、絶景のテラスバーなどが集まるエリアです。朝で人が少ないので教会の前にいくつかあるベンチも座り放題。
こんな素晴らしい景色を眺めながら、爽快な気分で朝食でした。大型のクルーズ船も停泊していました。
(見)これぞサントリーニ! な写真が撮れるスポットへお散歩【Three Bells of Fira iconic viewpoint】[フィラ]
フィラ中心部から一番海に近い道を(地図で言うと一番左側)海を眺めながら北に向かって歩きました。
途中振り返って見た白いフィラの町は、崖の上に積もった雪のようでした。右下に見えるのがオールドポート(すごい標高差)。港から町へは、ケーブルカーかロバで登ります。
お散歩の途中で見かけた、かわいいんですけど! な白いおうち(多分AIR B&B)
かわいいんですけど! その2(これもホテル)
目指していた教会です。でも、この裏手、教会を見下ろす角度の場所に移動します。道順を頭に入れて、出発! (階段を上って、上の駐車場に行くのね)
見たかったのはこの景色です。教会のドームと海の青に白い壁のコントラストの美しさに息を飲みました。
(カフェ)ギリシャで初のフラッペ体験。ケーキもおいしかった【Zotos Café】[フィラ]
「フラッペ」とは何ぞや? ですよね。
ギリシャのアイスコーヒーで、専用のマシンで泡立てられたドロリとクリーミーな飲み物です。インスタントコーヒーで作っているとは思えない、濃厚でクセになる味です。注文する時に、ミルクを入れる入れないとか砂糖の量などカスタマイズできます。ギリシャの旅の間、何度も飲みました。
このお店、ケーキも品揃え豊富で迷いました。写真の一番下はギリシャ伝統のケーキのようです。
(バス)いよいよイアの町へ!
フィラのバスターミナルに貼られていた、フィラ発/イア発のバスの時刻表です。OIAと書いてイア。チケットは窓口ではなく、バスに乗る時に買います(2ユーロ、現金のみ)。
イアの町はフィラよりも小さくのんびりとした感じです。バスを降りて歩き始めてすぐ、カワイイ連発でした。
(食)港のレストランで緑の海を見ながらシーフード【サンセット アムーディ タベルナ】[イア]
目指すのは下に見えている港。足がすくみました。
イアの町から海を見ながら港に下っていく階段を下りながら向かいます(タクシーでも行けます)。
海に張り出すようにテーブルが。行ってみたかった【サンセット アムーディ タベルナ】です。夏は予約必須だと思いますが、いきなり行っても入れるのが4月の旅の良いところ。日なたと日陰、どちらのテーブルが良い? なんて選ばせてもらえました。
店先に干されたタコ。海が緑!
タコのグリルにセビーチェ、それにサントリーニの冷たい白ワイン。最高です。
ギリシャ人の一人当たりのオリーブオイル消費量は世界一なんだそう。追加のオリーブオイルを頼み、たっぷりかけて味わいました。
覚悟はしていたものの、海が目の前の一等地のレストランのお会計。この旅の時は1ユーロ167円の円安期。思わず酔いがさめます。でもとっても良い思い出になりました。メリハリ大事。
さ、頑張って階段のぼるぞ!
(泊)イアの夕日を見るために調べに調べて予約したホテル【Old Castle Oia】[イア]
長年の夢がありました。それが「イアの町の素敵なホテルに泊まって、部屋のテラスでサントリーニ産のちょっと良いワインを飲みながら沈む夕日を眺める」でした。
夏のイアは1泊10万円超えのホテルも続出の売り手市場で、とても無理と思って夢を諦めかけた時もありました。4月に旅することで、夢を叶えることができました。ホテル代は夏に比べると半額以下といったところでした。夏のみ営業のホテルもありますが、4月は営業しているホテルの選択肢はかなり多い印象でした。予約もまだ少ないのでどの部屋タイプにしようかな、なんて選べる余裕もあり、4月はラグジュアリーなホテルにお得に泊まることができるチャンスだと思います。
日が沈む向きや、他の建物で夕日が隠れてしまうのでは? などを検証し、選んだのがこちらのホテル【Old Castle Oia】でした。
ホテルの前がこの凸凹な階段なので、大きなスーツケースで来ると大変そう。サントリーニ島はこういう道が多かったです。
私が泊まった部屋はサントリーニ島ならではの白い洞窟スタイルで、曲線に囲まれた2階のベッドルームがとても「らしい」と思いました。
部屋のテラスには温水のジャグジーがあり、夜はライトアップされて素敵でした。私は水着を持っていかなかったので足湯使いになり、残念なことをしました。
テラスからの眺めは、右を向くと崖に貼り付くイアの白い町並み、左を向くと遮るもの無く海! 海に沈む夕日を眺められそうです。楽しみー!
プールで泳ぐのは水が冷たくて無理でした。4月の旅の数少ないデメリットは泳げないことです。
(見)イアに宿泊しない場合はここから夕日を【イア キャッスル】[イア]
フィラの町に泊まり、夕日の時間だけイアに来る人も大勢います。夕方のイア行きのバスはとても混雑するそうです。
夕日を眺める人気スポットがこの【イア キャッスル】です。ここからの眺めはこんな感じ。左下の四角いプールのあるホテルに泊まりました。
以前、9月にサントリーニ島に来たことがあるのですが、このイア キャッスル、夕日の時間は黒山の人だかりでした。4月なかば、夕日の時間に見上げてみると余裕あり。ピークシーズンを外した旅のメリットだなあと思います。
(見)夕日の町のホテル【Old Castle Oia】から眺めた夕日[イア]
イアは夕日のために世界中からお客さんがやってくる町です。
イアのホテルのテラスからちょっと良いワイン片手に夕日を眺めるという夢を叶えるために、イアの宿泊を予約しました。
飲みたかったワインもフィラのスーパー【Sklavenitis】で買って、ホテルの冷蔵庫で冷やしました。偶然、夕日の町イアから一番近いワイナリーのワインでした。青字ラベルはギリシャ語でサントリーニと書いてあります。Pと書いてRの読みになります。ややこしい。
4月の日没は20:00頃。日も傾いて来たのでテラスで食べる夕食をイアのバスターミナルの近くに仕入れに。小さなスーパーでビールやジャジキ(ギリシャのヨーグルト+キュウリ+ニンニクのディップ)を買いました。サントリーニ産のワインもいくつかありました。スブラキのお店で焼きたてのスブラキ(お肉の串焼)をテイクアウトし、ホテルへ。
まずは、ホテルのプールサイドでビールで乾杯しました。プールサイドは誰もおらず、独占状態でした(4月っていいなあ)。
右を見ると夕方の陽を浴びて輝く白い町。
左を見るとプールの水の向こうの海に沈もうとする夕日。溜め息の美しさでした。
部屋のテラスに移って、憧れの「サントリーニのワインを飲みながら夕日」です。サンセットクルーズの船が点々と見えます。
日没の20-30分後。灯りがともり、空の青が濃くなって夜の空に変わっていく、忘れられない美しい時間でした。
(見)絶景揃いなイアの町歩き
サントリーニ島3日目、ホテルの部屋のテラスで朝食です。水切りタイプのギリシャヨーグルト(しっかり食感)、チーズパイやほうれん草のパイなど、ギリシャらしいものをまとめていただきました。
朝食の後はイアの町を歩きました。思わず撮りたくなる風景ばかりで、何度も立ち止まりました。
向かったのはイアの風車【Windmill of Oia】。
次は3つの青いドームの教会を眺めに【3 Domes Viewpoint】へ。日本のスーパーで見かけるギリシャヨーグルト「パルテノ」の青いパッケージはこの教会です。(帰国後スーパーで見かけるたびに嬉しくなってます)
お店の店先も、絵になるところばかり。
数々の美しい眺めを目に焼き付けて、フィラのホテルに移動しました。
(飲)海を見ながら有料試飲ができる絶景ワイナリー【Santo Wines】[ピルゴス]
サントリーニ島にはワイナリーが何箇所かあり、ビジターを受け入れている所もあります。
地図を見るとサントリーニ島が海に沈んだ火山のカルデラの外輪山なのが分かります。噴火口だったかもしれない真ん中の゙2つの島の辺りは温泉が出るそうです。
調べる中で絶対行ってみたいと思ったのが【Santo Wines】でした。決め手は有料試飲スペースから海が見えることでした。
フィラのバスターミナルからカマリ行きだったかアクロティリ行きだったかに乗り(バスターミナルの集金の人に聞きまくりました)、バスに乗り込む時も【Santo Wines】に行きたいと主張していたら最寄りのバス停で教えてもらえました。
ワインエキスパートの受験勉強の時に、サントリーニ島のワインは独特なんですよ、ということを習いました。というのもこの島は強風が吹き荒れることが多く、風からぶどうの木を守るために地面近くに枝で輪っかを作るように仕立て木を低く育てるからです。地面にクリスマスリースが置かれているみたいだったサントリーニ島のぶどう畑。折しもこの日は1日中風速35mという強風の日で、実際に強風を体感しつつ納得しながら眺めました。
海に突き出るようなテラス。島の尾根に雪が積もったような、フィラの町(右)とイアの町(奥)が見えました。
ここでワイン飲めたらいいだろうなあと思いましたが、風速35mには太刀打ちできず室内の席へ。風速35mは、部屋を出た瞬間に両目にゴミ(痛ーっ!!)なレベルです。風が無かったらここからの夕日も良さそうです。
有料試飲は何種類かのコースから選べます(ワインだけ、おつまみ付きなど)。写真はワイン4種+おつまみ付きで40ユーロ。これで1人分と、かなり量があるので2人でシェアしました。
ワインは右からアシルティコ、ニクテリ(品種名だと思っていたら製法のことでした)、マンディラリア、アシルティコ種メインで作ったヴィンサント(デザートワイン)でした。デザートワインが甘さの中にも爽やかさを含んでいて印象的でした。ワインショップもあるのですが、この先歩くので購入はパス。フィラのスーパーでも代表的な商品は買えます。
(見)静かでかわいい、ピルゴス村に遠足
島の内陸にピルゴスというかわいい村があると知り【Santo Wines】から歩いて行ってみることに。てくてく30分位歩きました。
村に入ったら、【Franco's Cafè】への案内板を頼りに階段を上に上に進んでみました。
歩いている人もまばらな、時が止まったかのようなノスタルジックな村でした。大きなオリーブの木の下の、のどかなお土産物やさん。
青いドーム屋根の教会の中に入ることができました。
ドームの内側にはティファニーブルーの空間が広がっていました。
サントリーニ島で最も標高の高い、ピルゴス村のてっぺんにある城あとのあたりからの壮大な眺めです。海を囲んで弓なりにカーブした島、右奥に白いフィラの町、中央奥に霞むイアの町。
季節営業のため4月中旬はまだ休業中でしたが、てっぺんエリアにある【Franco's Cafè】が夕日ビューの穴場だそうで、夕日を見ながらここで夕食というのも素敵です。
白い家が肩を寄せ合う村をさまよってのんびりムードを満喫し、隣のエクソゴニア村まで歩きました。
(食)アクセスの悪さも苦にならない、行けて幸せレストラン【Metaxi Mas】[エクソゴニア]
ある本で島のベストレストランと称賛されていて、サントリーニ島滞在中にどうしても行ってみたかったのがこのレストランでした。メジャーなフィラやイアの町からは歩けない距離なので、タクシーやレンタカー移動になります。そんな場所に路線バスと歩きで来ちゃいました。帰りのためにお店の人に最寄りのバス停を聞くと、指差されたのは遥か先、丘の上のお店から下り続けて軽く10分くらいかかりそうでした。
落ち着ける、素朴な店内です。風の無い日はテラス席も気持ちよさそうです。
歩き疲れた体にしみる、ビールとワイン。グラッパみたいな蒸留酒はお店からのプレゼントでした。
ラムのロースト。ほろほろと柔らかく、付け合せのナスもおいしかったです!
エビのサガナキ。エビの味が濃厚でワインが進みました。
満腹になるのが残念、もっと色々食べたかったのに! とお会計。サービスのデザートが運ばれて来ました。
周りのテーブルの人に運ばれるお料理もすべて美味しそうに見えて、メニューにあるもの全部食べてみたいと思ったお店でした。
奇跡的にすぐにバスが来た、帰りのバス停。ラッキーでした!
(見)フィラから見る夕日ってどうなの? [フィラ]
日没前にフィラに戻ってきたので、夕日を見に海の見える場所へ。フィラの大きな教会の前の【Iriana】のあたりから眺めました。
夕日を見るならイア、と思っていましたが、フィラからもこんなに夕日が見えるとは驚きでした。
(泊)フィラのお手頃価格ホテル【Firaxenia rooms】[フィラ]
部屋から海は見えないけれど、そのぶんリーズナブル。明るく清潔なホテルです。チェックイン時間よりも早く着きましたが部屋に入らせてくれました。家族経営のフレンドリーなおもてなしでした。
(買)朝食のパンも、ケーキも【Svoronos Bakery】[フィラ]
ついにサントリーニ島の最終日。朝食用のパンを買いに、フィラのマクドナルドの隣にあるベーカリー【Svoronos Bakery】へ。買ったパン、まだ温かかったです。
のんびりしたサントリーニ島なのに、なんと24時間営業だそうです。
甘いものコーナーも大充実です。
(食)この日の朝食もピクニック。良い場所見つけました。[フィラ]
この日も良い天気。でも朝から風速35mと強風だったので、外で食べるにも海風直撃のベンチは寒くて辛いものがありました。そこで見つけたのがちょっと内陸に入った【I Love Santorini】のフォトスポットの周りの椅子とテーブル。強風は建物で遮られ、快適でした。
青空の下で食べる朝ご飯、気持ち良い! パンにあれこれ挟んでサンドイッチにして食べました。
オレガノ風味のポテトチップス、とてもおいしかったので(ギリシャはオレガノ多用の国)見かけたら試していただきたいです。
(見)大行列でも並ぼう、という教訓を得る。【ケーブルカーとロバ】[フィラ]
この日の朝は、ケーブルカーに乗ってオールドポートまで下り、フィラの町までの上りはサントリーニ名物のロバに乗って戻ってこようと計画していました。
前の日ケーブルカー乗り場は、4月とは思えない長蛇の列でした。クルーズ船が寄港していたため、多くの人が船に帰るために並んでいたようでした。4月のサントリーニ島の旅で唯一見た大行列だったので、ケーブルカーとロバは翌日に延期しようとなりました。
翌日ケーブルカー乗り場に行くと、チケット売り場のゲートが閉まっていました(前の日は開いてたのに)。ケーブルカーも動いていません。ばっちり営業時間内なんですが、聞きたくても関係者がいません。乗せてよー!
残念ですが、ケーブルカーとロバの計画は諦めました。前の日に行列に並んでおけば良かったなあと思う出来事でした。
ふいに、ロバが出勤してきました。
階段を下りてオールドポートに向かっていきます。
町歩きに切り替えて、美しいフィラの町を散策しました。青と白の世界。
青と白のサントリーニ色の服装で歩く人もいました(私も青白コーデやりました!)。
(食)緑いっぱいの中庭 パラソルの下でランチ【ペリカン キポス】
海に面したテラスのレストランで最後のランチ、と考えていましたが、海からの風速35mの強風が直撃する中での食事は寒くて無理でした。
それで選んだのが、ちょっと内側に入った【ペリカン キポス】。広々とした中庭のパラソルの下で気持ち良く食事ができそうです。海風も来なくて快適でした。
サントリーニ産のワインを飲むのも最後です。名残惜しい。ギリシャのビール(これでアルファと読みます)も良く飲みました。
サントリーニ料理、トマトを使った揚げ物を頼んでみました。ほっとする優しい味わい。
サントリーニ島産ワインのソースで味付けされた豚肉。サントリーニ色の強いものばかり頼みました。去りがたしサントリーニ。
このお店の地下には、洞窟のようなサントリーニ島最大のワインセラーがあります。トイレに行く時に見られます。
デザートに出された揚げたてもちもちのドーナツを食べ終わると、サントリーニ島の旅も終わりか、と寂しい気持ちになりました。
この後、バスで空港へ。サントリーニ島、去りがたし!
旅はこの後、ザキントス島へ。
4月のサントリーニ島、大満足でした!
夏のピークシーズンをずらして旅したサントリーニ島。大混雑や待ち時間にうんざりすることも無く、夏に比べて宿泊費もお手頃と良いことづくし。時間もお金も得した気分になりました。
3泊とたっぷり目に時間を取りましたが、まだまだ島にいたかった思いです。町を歩くだけでも美しく楽しい島なので、1泊だけだと時間があっという間に時間が過ぎてしまい、時間が足りないと思うでしょう。
景色も、町並みも。
見たものすべてが美しかったサントリーニ島の旅を計画してみませんか?
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