ひとり上等!
図書ボランティアも辞め
役員決めも欠席
不登校児の母の春
とことん
自分と向き合った
数年ぶりの息子復活
行事の参観母も復活
目的は息子の参観
かつてのような
過剰な挨拶はもうやめた
すると不思議なことに
昔以上に挨拶された
自分を満たすを優先したら
周りが変わることを知る
ひとり上等
心の中で拳を握る
🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀
昔、息子の参観日に行った時に思ったことを書きました。
子育て中の私は常に不安でいっぱいでした。
ある年、夫の転勤に伴い家族で引っ越します。
親子で初めての転校経験となりました。
私は早速図書ボランティアに入りました。
いきなり全学年のお母さんに知り合いが出来て忙しい日々が続きます。
それは自分の不安から目をそらすにはとても都合の良い活動でした。
ところが次の年、始業式の翌日から息子は学校へ行けなくなったのです。
不安だらけの私に、そのまま目を瞑ったままで良いのか?
と息子からの問いかけだと受け止めました。
不登校の間、私も学校から距離をとります。
もちろんボランティアも退会。
役員決めも息子が行ってないのを良いことにサボりました。
かつての真面目な私からは考えられないことでした。
家にこもり、自分ととことん向き合う時間を過ごしました。
3年が過ぎ、再び息子が登校を始め、参観日に親として久しぶりに顔を出しました。
実はかつての私は“構って構って”の裏返しから、やたら自分の方から挨拶をしまくるような人でした。
なぜなら1人でいると不安で仕方なかったから…
あっちを向いてるお母さんがいたら、目の前にぐるりと回り込んでまで挨拶をするほど過剰(今思えば少し異常)な挨拶をしていました。
でも、この日は違っていました。
私の目的は息子の参観。
顔見知りのお母さんと自然な挨拶をしたあとは、目の前の息子に集中します。
すると不思議なことに、自分から挨拶しまくってた時よりも、他のお母さんから挨拶をされることが多かったのです。
自分を満たす、それを優先するだけで、周りが変化していくことを初めて実感した日でした。
心の中でガッツポーズをとりました。
寂しさは周りに求めても埋められなかった。
自分で自分に愛情を注いでやらなければいけなかった。
それがようやくわかるようになりました。
人として私が成長するのに必要な3年間でした。
そしてその学びは息子が成人した今もまだ続いています。
あなたにも心当たりありませんか?
子供さんの学校行事の時、やたらと挨拶しまくっているお母さん…
もしかしたらその人、本当は寂しさでいっぱいなのかも知れませんよ。
読んでくれてありがとう。
出会えたご縁に感謝します。