晩御飯の間の家族の会話を書き起こしてみた。
転職をしてから、家で家族とご飯を食べる機会が格段に増えた。
理由は2つ、
①ホンマの定時で帰れるようになった(18:00〜18:15には退勤してる)
②飲みに行く機会が減った(新しい会社にまだ友達がいないので誘われない)
ご飯を食べている間、普段わたしは投げかけられた質問にしか答えないし、何ならそれも聞いてなくて3回くらい聞き返すので、両親の会話は全くと言っていいほど聞いてないのだが、なんかいつもペチャペチャ喋っておられるので、今日はその会話の様子を記録してみようと思う。
①野菜が高い話
父「最近野菜が高いんだよ、トマトもキャベツも暑さが長引いたせいで不作らしい。」
母「そうでしょ、ほら、野菜もだんだんマレーシアみたいになっていくんじゃない?(※我々家族は10年前くらいにマレーシアに住んでいた)」
父「マレーシアみたいって?」
母「ほら、小さくなっていくのよ、うまく育たなくて。ほんとやだわ。」
ちなみに母曰く「レタスは大丈夫」らしい。その根拠はなんか言っていたが忘れた。
②親会社に変な保険を勧められる話
母の会社(IT系の会社)の社長が、親会社から「もっとちゃんとした保険に入れ」と言われて、参考ということで親会社が入っている保険を見せられたらしい。
母「それでさ、〇〇さん(親会社)が建設系で発展途上国に橋とか架けたりする会社だからさ、『紛争時の保険』とか『戦争で怪我をした時』とかあってさ、そんなんウチの会社であるわけなくない?」
父「うん」
母「ウチなんてさ、労災なんて通勤災害くらいたからそんなにいらないのよ。建設会社の保険を参考にって言われてもさ〜」
③母の会社と親会社が全くの異業種な話
父「なんでそんな異業種が親会社になったの?」
母「建設系の会社でDX化が全く進んでなかったからどこか買って一気に進めたいって思ってたらしいよ。」
父「へえ」
母「その時、ウチの会社を買いたいって話が何個かあったんだけど、その中で1番真面目で堅実そうな会社に買ってもらって、そうなったらしい」
父「そうなんだ。」
③親会社の給料が高い話
母「〇〇さん(親会社)さ、すっげえ給料高いんだよ。こっちの給料も上げてくれって感じ。まあ倒産する心配が無くなっただけありがたいんだけどね。」
父「そうだね。」
〜〜〜〜テレビをつける〜〜〜〜〜〜〜
④小池百合子が昔と変わらない話
母「うわー小池百合子!この人全然変わらないね。うわ、消費税がない時代とか思い出せないわ。懐かしい〜」
父「…」
⑤テレビを見ながら1990年代の名曲ランキング予想
母「おどるポンポコリンだ!次は〜ドリカム!ほらやっぱそうだ、これはまゆちゃんも分かるでしょ?」
わたし「うん」
〜〜〜母がテレビに話しかけるタイムになったので終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こうやって書き起こしてみると、
母:父:わたし=8:2.5:0.5くらいで圧倒的に母が喋っている。母は家族の誰からも反応がなくてもめげずに話しかける。「ウケると思って言ってるんだろうな」という話で母以外誰も笑ってなくても喋り続ける。お母さんというのはお喋りになるようにプログラミングされているんだろうか。私もいつかお母さんになったら、とめどなく喋り続けるようになるんだろうか。どうか私のお喋りを笑って聞いてくれる家族であってほしい。