(24)思いがけず2年が経とうとしている東京での人生
横須賀生活宿を手放し、自分が住んでた家を手放し、『はて、明日からの人生どこでなにしてこっかなー、どこで生きてこうかなー』となり、とりあえず今のその自分の状況をSNSでオープンにした。そしたら日本各地いろんな人たちがタダで住んでいいよって言ってくれて。その中からまゆは横須賀で画家をしながら生きているお友達のおうちにお邪魔することにした。このとき、正直な自分を出している限り人間は死ぬことはないのだな、と確信した。自分をオープンにしている限り、必ず手を差し出してくれる人がいる。生か