『教養としての茶道』読了
最近読んだ本の話です。
最近…と言っても、かれこれ2週間以上前ですが。
誇らしく言っていいことではありませんが、夜遅い時間帯にTSUTAYAを徘徊するのが趣味だったりします。
そのTSUTAYA徘徊中に見付けたのが、この本です。
私、薬膳茶の資格(有資格者を養成できる、インストラクターの資格もあります)を持ってますが、茶道とは無縁です。
タイトルを見て、気になり、購入。
私、本をネット通販で購入するよりも、店頭で購入することが多いんです。
リアル書店を徘徊して、色んなジャンルの本を見て回ります。
徘徊することで、出会いがあります。
ネット通販だと、タイトルや著者名を入力して検索しないと、お目当ての本にたどり着けません。特定の本を求めてる時はネット通販は便利ですが、私の求める出会いはネット通販には、ほぼありません。
たまに、『この本を検索した人は、これを見てます』をクリックして、運命の出会いが訪れることもありますが、リアル書店での出会いの方が多いです。
話題を戻します。
こうした徘徊で気になる本があると、買ってます。
内容を書いてしまうと、場合によっては著作権法違反にもなるらしいので、書きません。
ネタバレになる内容を書いたり本の要約の掲載が、著作権法違反になるのではないかと思います。
感想程度なら問題無いと思います。私見ですが。
私自身はビジネスエリートでもなんでもありません。寧ろ、逆です。
日本で生まれ育った日本人でありながら、日本のことって知らないかも…と思い、本を手に取りました。
読んで思ったのは、『わび・さび』という言葉を聞くわりには、意味を理解してない…ということ。
この本には、海外の方にも説明できる英語表現があります。
翻訳をかじってる身としては、助かりました。
茶道ネタを翻訳する機会があるかは、分かりませんが…。
日本人よりも海外の人の方が茶道に関心があることに驚きました。日本人より詳しい人も少なくないそうです。
日本の義務教育で自国の伝統について学ぶ機会が無いことを知って、海外の人に驚かれるそうです。
よくよく考えたら、義務教育で茶道とか華道を学ぶことって無いですね。
かろうじて、国語や芸術で書道をかじる程度でしょうか。
海外の人に茶道を説明できる内容になってますが、私みたいに茶道に馴染みの無い日本人の方が必要な本だと思います。
これを読んだだけで、教養を身に付けたとも茶道を理解したとも思いませんが、ビジネスエリートもそうでない人にもオススメです。
時間を見付けて、読み返したいと思います。
参考までに、Amazonのリンクを貼っておきます。