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武器としての土着思考を海の上で読んで +キャッチコピー考えてみた
青木真兵さんの「武器としての土着思考」を読んで。佐渡にで地域おこし協力隊の研修講師で呼ばれたタイミングだったので、船の中で読んでみての感想まとめです。
※カバーの写真はこの翌日に撮ってもらった田んぼで映画の仕事をする僕たちです。
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土着とはちょっと違う
「土着」というと、先祖代々その土地に住んでいること。また、永くその土地に住みつくことが一般的な定義となるが、本の中のでは独自の定義がなされています。
資本の原理が支配する世界(現代)の中で地に足をつけること。
「ちょうどよい」を見つけ身につけることを意味します。
なので、作者の青木さん夫妻がやっているような、奈良のアクセスが悪い山奥で本屋を開くことそのものが土着なのではなく、それを現在の社会情勢の中で「自分たちはこれでちょうど良いのだ」と自身の中で納得させる(折り合いをつける)事が土着となります。
一般に「腑に落ちる」と言われる状態が、腑ではなく、地に足を落とすと表現されての土着という感じでした。
自分ごとになりますが、僕らが映画つぎの民話の中で撮ろうとしている、限界集落の今を撮ったドキュメンタリーは一般的な土着を扱っているのに対して、自身の居心地追求の為の土着を定義するスタンスの違い。
でも、その先にはみんなが幸せについて考える文化を醸成していきたいという目的意識は同じものを目指していて面白いなと感じました。
↓僕らが作ってるドキュメンタリー映画・つぎの民話。
武器とはちょっと違う
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