戦争ビジネスの方々...
イスラエル/パレスチナ
私の長くからの友人はイスラエルの国籍を取得し、長く日本に住んでいるが、今はイスラエルサポーターを集めるためにエネルギーを注ぎ続けている。
イギリスで生まれ育った私の伴侶は、なぜイスラエル人が今までこのような行動をとり続け、パレスチナ人が住んでいる土地を奪い続けるのかその根本的な原動力がわからないという。
私は日本で生まれ育ち、国際関係を見続けてきた立場から昨夜、このYou Tube
の動画を見て、
Third Cultural Kids
まず、戦争ビジネスをされている方々とは、私の息子のように3つ以上の文化を背景として育ったThird Cultural Kids である。その中でも特に、多国籍のパスポートを持ち、一つのアイデンティティーに縛らず、多言語を話し、高学歴で、いろんな国に住み慣れているような人物である。
彼ら彼女らに愛国心という概念はなく、もしも自分の持つ二つの国籍同士が戦争など争うことになったとしたらどっちに着くかといったら、自分の暮らしをサポートしてくれる側を選ぶ。まるで外交官のように自分にとって役立つ存在が仲間であり、そうでなければ敵になりえるもしくは利用する相手となる。
そういった方々にとって、一つの国や地域、宗教といった価値観に縛られ、それを守るために命を犠牲にし続ける人々を少し見下したように観察している。
そしてその変わらぬ信念から同じ行動をし続ける人々を俯瞰して見つめ、ビジネスチャンスと捉えるのである。
つまり、戦争ビジネスが終わりなく儲け続ける仕組みが執着した人々によって支えられているのである
話は戻り、私の伴侶はユダヤ人がなぜこうもその土地に執着するのかわからないといった。それもそのはず、ヨーロッパは破壊と再生を繰り返し続けてきており、長い歴史を辿れるような一貫した伝統や文化を保ち続けていないからである。英語という言語に至ってもシェイクスピアが初めて英語という言語で書物として残したことで言語として定着してからおよそ600年程度であり、その歴史的な繋がりは若いと言えるだろう。
私の理解では、彼ら(ユダヤ人)は5000年以上もその聖地から離れて生き続け、ようやく今になって取り戻せたと信じているからである。この歴史、伝統、文化など、人々をつなげる要素が長ければ長いほどその執着心や固執した考え方は強くなるだろう。
中国でも彼ら漢民族の繋がりは5000年以上だと誇りに感じ、インドに至っては字初めてヨガを伝えたとさせるAdiyogiから今に至るまでのインドの歴史を15000年と定義しているのが定着し始めている。
そしてこのThird Cultual Kidsが俯瞰して、世の中の終わりのないご近所さんとの揉め事を見つめ、自分にはない感覚を守り続け、相手を制圧しようとする人たちに距離を感じつつ、共感を持てないからこそ、その人たちがどんな目に遭おうともビジネスとしてサービスを提供し続けることができるのである。
私は日本で育った一般日本人であり、日本を飛び出したおかげでその国際人の感覚がわかってくるようになってきた。彼らの共感能力のなさを批判してサイコパスだなんだと責めるのも良いが、我々、一つのアイデンティティーを持つこと以外の自分の定義の仕方を知らない一般の地元に根付いた人々は、いかにして彼らのような世界中を飛び回り続け、多言語を話し、ビジネスを展開し続ける人々に真に共感することができるだろうか?
日本人はちょうど真ん中あたり
そういった長い歴史を持ち、誇りを持ち続ける人や、過去を打ち砕き、自分の持つ短い歴史に物足りなさを感じるもの、そして多文化、多国籍、多言語の存在自体が自分の歴史を作っている人々に比べてみたら、日本人とはちょうど真ん中ぐらいだということを私は感じた。
百人一首の4、5唄を覚えて、1000年以上の日本で生きた先人の感覚をちょっとでも感じ得る文化。武士道、俳句、着物、食文化、寺などの建物、など、ちょうど1000年から2000年くらいであり、長くも短くもないといった感じである。
そんな我々がこの世界情勢で、もしかしたら第三次世界大戦の火種が飛び火するかもしれないという緊張した状況にどんな貢献ができるかといったら、その日本といった土壌から、それに固執せずに少し意識を高く伸ばしてみて、歴史があるもの、ないものの感覚に共感して、各々、有効な行動に移っていただきたいと思う。
意識を多岐に行き届かせるためにはそれなりの精神的な修行が役に立つが、その根本を支えるのは、心を開き切ることであると私は理解している。全てを受け入れるために胸を広げ、ガッツリと抱え込む包容力である。
私は、格闘技/武道に私の芸術活動を融合させ、リサイクル用品を使って身体中を纏う防具を作り、*仮)Peaceful Fight (Equanimity Fight) をするための平和の武士を増やし、闘うことで平静さ、平穏さ、愛と慈悲を養う活動を世界中に広めてゆくのである。
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