祝❕文化勲章 橋田壽賀子先生:脇役だった歴史上の女性を主役に持ってきた「おんな太閤記」③
「おんな太閤記」は、大河ドラマ初の女性主役、放映当時の視聴率は、長谷川一夫の「赤穂浪士」につぐ歴代2位であった。(ちなみに「赤穂浪士」といえば超人気演目で、長谷川一夫については、私から見たらもうすでに歴史上の人物でだけれども。)
「太閤記」は人気演目だが、秀吉の正妻ねねは、あくまで脇役にすぎなかった。だいたい寧々なのか「おね」なのかも定かでないくらい、出身身分も足軽の娘、天下人秀吉との間に子もいない、という女性なのである。
中国の楊貴妃しかり、韓国のチャンヒビンし