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気ままにレビュー 映画・舞台・ドラマ

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#ドラマ感想

華流ドラマ感想「明蘭~才媛の春~」は激動の時代の家族の崩壊と再構築(2)

 今年の春に日本の大学を卒業して、「国際人文の在留資格」で、働き始めた中国人女性と知り合…

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私的考察②『韓流ドラマのブレイクは、韓国の「恨」と日本の「喪失感」がクロスマッチ…

 輸出を意識した韓流ドラマは、韓国ローカル色を脱することで、グローバル市場への売り出しの…

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日本のドラマだって面白い「きのう、何食べた?」~ゲイカップルのおいしい生活~

 かつて、アジア文化圏を席巻したのは、日本のドラマであった。  友人の40代のタイ人女性…

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私的考察①『日本でブレイクした「韓流ドラマ」の特徴~ローカルからグローバルへの転…

 2004年に「第1次韓流ブーム」がはじまり、「冬ソナ」人気に乗じて、それ以前の韓国ドラ…

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インスタ的ドラマ「エミリー、パリへ行く」は「SATC」を越えられるか?

 ネットフリックス配信の「エミリー、パリへ行く」は世界的にも大人気らしい。原作・制作は、…

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祝❣文化勲章 橋田壽賀子氏:日本ドラマ史に残る金字塔「おしん」が生まれた時代 ④

 日本で、いや世界中で、あまりにも有名なこのドラマだが、わたしはNHKオンデマンドで全話…

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祝❕文化勲章 橋田壽賀子先生:脇役だった歴史上の女性を主役に持ってきた「おんな太閤記」③

 「おんな太閤記」は、大河ドラマ初の女性主役、放映当時の視聴率は、長谷川一夫の「赤穂浪士」につぐ歴代2位であった。(ちなみに「赤穂浪士」といえば超人気演目で、長谷川一夫については、私から見たらもうすでに歴史上の人物でだけれども。)    「太閤記」は人気演目だが、秀吉の正妻ねねは、あくまで脇役にすぎなかった。だいたい寧々なのか「おね」なのかも定かでないくらい、出身身分も足軽の娘、天下人秀吉との間に子もいない、という女性なのである。  中国の楊貴妃しかり、韓国のチャンヒビンし

祝‼文化勲章 橋田壽賀子氏:斬新すぎるストーリー設定と寸止めの美学が光る「となり…

 橋田壽賀子氏は御年95歳である。お元気だから良かったものの、今更文化勲章なんて、20年遅い…

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華流ドラマ感想「明蘭~才媛の春」の恋愛と結婚の描かれ方(3)

 ネタバレになるので、書くのはやめようと思ったけど、やっぱりここまで観たら、自分の記録と…

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華流ドラマ感想「明蘭~才媛の春」の原題の「知否知否応是緑肥紅痩」の意味について考…

わたしは、youtubeの「李姉妹ch」をチャンネル登録している。 中国語の勉強のために見始め…

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