"自分の意見"を伝えるために必要な3つの視点①〜会話の次元のはなし〜
意見が必要になる2つのシチュエーション
意見は周囲から求められたとき、もしくは自分が発信したいと思ったことを伝えるとき、その2つのシチュエーションで必要になってくると思っています。
本来なら、伝えたいことを伝えて終わり…のはずですが、自分が伝えたいことがうまく伝えられない、周りの反応が思わしくない、そんな"うまく自分の意見が伝えられていれば本来は感じずに済む感情"をいかに感じないようにするかって結構重要だと思うんです。
この世には感じるべくして感じる感情と本来は不要な感情の2種類があると思っていて、後者は感じないための予防が可能だと思うんですね。
そのための一つの考え方は自分自身の発信の精度を高めること。
今回はそこにフォーカスして書いていきたいと思います。
自分と相手の次元を感じる
相手から聞かれたことや、
自分が相手に聞いたことというのは、
それに伴うリアクションがそれぞれの想像を大きく逸脱するものになった場合に、受け取った側が処理するために少し時間が必要な時があります。
それを『間(ま)』と言います。
コミュニケーションには一定のリズムが必要で、そのリズムがあるか無いかでコミュニケーションが成立しているかそうでないかを無意識的に感覚的に何となく感じることができます。
しかし、気の知れた間柄では、話の前提を合わせずに既にそれを理解することができたりします。そしてそもそも言葉さえ必要としなくても成立することさえあります。
そんな、伝えたい中身を、言葉や行動の文脈を読んで理解することを、私は会話の次元と呼んでいます。
2Dと3Dと4D
例えば、
2D、いわゆる縦×横で表現される平面という次元と、そこに更に''奥行き"をかけることで立体感を表現する3Dという次元があります。
2Dにはそもそも"奥行き"が存在しないので、2Dしか知らない人には"奥行き"という概念は通用しません。"何それ…美味しいの?"となるわけです。
それはコミュニケーションにも当てはまると思っていて、自分が知らない概念や次元の内容は理解することができないんです。
その次元が近い人、もしくは同じ人、さらには相手の次元に合わせられる人がコミュニケーション力が高い状況と言えるんじゃないかと思っています。
流石にスーパーファミコンのマリオと任天堂Switchのマリオは仲良くできないでしょう。
今回は『"自分の意見"を伝えるために必要な3つの視点①〜会話の次元のはなし〜』について書かせていただきました^ ^
また、明日ね😊✨