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フリーランス・クリエイターの話

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2023年からフリーランスとして働いています。 副業や映像クリエイターとしての話を中心に、松梅タケの体験談をもとに綴っていこうと思います。
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記事一覧

結局、会社員がいいのかフリーランスがいいのか

 最近ありがたいことに 「いずれフリーランスになりたいんですけど……やっぱり大変ですか?」 「映像制作で独立って、難しいですか?」  このようなお問い合わせを一定の割合でいただくようになったため、そろそろ決着をつけようと思って、このnoteを書いている。  僕みたいな弱小クリエイターにすらお悩み相談をしていただけるということは、本当に悩んでいるのだろうから、真摯にまっすぐ受け止めてアドバイスをしようと思う。 何か小さくでもいいから、自分の手で稼げるという実感を得てから

ココナラの闇。

僕は、映像クリエイターとしてココナラを利用している。 副業で利用を始めた2021年は年間で300万円ほど。 3年6ヶ月経った今では、700万円以上の売り上げがある。 そんな僕の出品者ランクは、下から2番目のブロンズだ。 前月まで最高位のプラチナランクで活動していたのに、翌月には下から数えたほうが早い立場になった。 しかもこの仕打ちは、1度ではない。今回で2度目だ。 いとも簡単に下位ランクに落ちるのは、何故なのだろうか? 僕はココナラのランク制度について情報を整理し始め

生成AIは、100均と同じ。

40歳になる年度で、教師から脱サラをして、クリエイターの端くれとなった私。そんな私は 「AIで稼ぐ!」 「イラストや動画は、もうAIだけで良くない?」 こんなコメントを見聞きするたびに、深く考えるようになった。 生成AIは所詮ツールなので「AIで稼ぐ」は「ハサミを使って稼ごう」「パソコンを使って稼ごう」「スマホを使って稼ごう」と同義だと思っている。 例に挙げたものは今はどれも聞かない。 流行った当時は声高々に叫ぶ人たちがたくさん居たと思うが(流石にハサミは知らない

Adobeが「高い」と感じたら?

僕は、副業時代からフリーランスで活動している今まで、Adobe系のソフトを使わずに活動してきました。 (Adobe Stockの利用は除きます。ソフトではない……ですよね?) 「Adobe系のソフトは、仕事をするなら必須だよ」 「業界シェア〇〇%だからね、使っていないと仕事取れないよ」 「利用料を上回る仕事が取れれば、実質無料だよ」 これは確かに正しいかと存じます。 しかし。固定費を下げられるなら、いくらでも下げておくべきだ! と考えるのが、僕です。 吹けば飛ぶよう

クリエイターの皆さん!写真ACやイラストAC、動画ACなどにアップロードすると著作権が譲渡されるって知っていましたか?

2024年夏から撮影業務も対応しようと、撮影の練習を重ねています。 その一端で、各種ストックサービスにクリエイターとして登録し、写真や動画を販売するようにもなりました。 その最中で知ったことかつ、 「知らなくてあとでトラブルになったら嫌だな……」 と思ったことがあったので、(トラブルが起きる前でしたが)自分の備忘録がてらに記載します。 新米のクリエイターや、僕と同じであまり交流のないフリーランスの方。あとは、副業などでお小遣いを稼ごうと思っている人に届けば幸いです。 AC

動画編集者よ、小説を書きなさい。そして、撮影もこなしなさい。

どうも。 時間が空いたら、小説のネタ探しと撮影の練習をしている僕です。 教師と殺人鬼と引きこもりが三者で入れ替わったら、価値観が真逆になるのだろうか? 「大」「中」「小」「極小」のビール缶をメーカー別に買ってみたけど、なんか面白く訴求する方法はないかな? 今の頭の中はこんな感じです。 流行り廃りを考えていない時点でプロではないと言われてしまいそうですが、時間が空いたときに思いつく程度なので良い息抜きになっています。 とここで、本題です。 記事タイトルではキツいことを

未来は過去からできている。#未来のためにできること

 最近、撮影練習を始めた。  今後業務拡大させるために始めた、小さな一歩だ。  普段、映像制作を生業としているが、これまでは「一人でできるから」と、イラストを使ったアニメーション動画が主だった。  そのため撮影は敬遠していたのだ。  今では日々、映像制作や子育て、家族との時間を優先させつつも、スキマ時間を見つけては撮影の練習をしている。  そんな僕のキャリアは、一貫性がないように思える。  ほどよい進学校に通っていた僕は、いわゆる成績不振者だった。WHOと書くべきとこ

【実録・定期更新】今からココナラとランサーズで新サービスを提供したら、どうやって案件を獲得していくのか?

どうも松梅です。 この記事では、ココナラやランサーズといったいわゆる「クラウドソーシングサービス」で案件をどのように獲得していったら良いか。その過程を一緒に考えていこうと思い記事にしています。 少し前提を話します。 僕は2017年ごろから副業をしていた、執筆時点でまもなく41歳になろうとしているおじさんです。 始めはいわゆるブログアフィリエイトでした。 紆余曲折あり、2021年ごろからは動画制作がメイン。 2023年からはフリーランスでやっています。 この辺りは本文中ごろ

「やっぱり動画編集なんて儲からないじゃん!」と吐き捨てる前に、40歳で仕事を辞めて動画編集者の道を選択した僕の「1年半分のホンネ」を聞いてほしい

この記事を読んでいる人はご存知かもしれないが、2024年の6月(事件自体は5月)に「動画編集者」の肩書きの人が殺人容疑で逮捕された。 元妻と子ども三人を殺害した、という痛ましい事件だ。 初めに断っておくと、僕はこの事件をよく知らない。 容疑者のことももちろん存じ上げない。 事件背景を語られる際に話題に上がった「動画スクールの情報商材」も利用したことはない。 そのため、事件の根源や善悪などを語るつもりは、一切ない。 「どうすれば良かったのか?」という「たられば」を話すことも

異業種から映像クリエイターとして独立するために役立った3つのポイント

おかげさまで、元高校教師だった私がランサーズの映像クリエイター部門で1位になれた松梅です。ありがとうざいます。 そんな今回の記事では、主に映像クリエイターを「これから目指す人」や「始めたばかりの人」に向けて、異業種から映像クリエイターになるために役立ったことや失敗したことなどをお伝えできればと思います。 簡単に私の経歴を載せておきます。 元地方の高校教師(理科・物理) 2017年ごろから副業開始 映像制作は2021年ごろから本格的にはじめた 2023年からフリーラ

副業の初収入「107円」だったフツーの私が、2年かけてランキング1位になれたポイントとは?

先日、クリエイター同士でお話しさせていただく機会があり、「ファーストキャッシュまでが長くて、しんどくなかったですか?」と話題を振られた松梅です。 初めましての人は初めまして。 「昔のことなので(どんな苦労があったのか)ちょっと忘れちゃいましたね。」(あは) と返答したんですが、改めて振り返ってみることにしました。 そしてタイミングよく(?)私ごとではありますが、先日ランサーズで発表された2023年のランキングで、見事、映像クリエイター部門のパッケージ売上ランキング1位に

15年以上勤めた高校教師から、いきなりフリーランスになったワケと本音

「そういえば、noteで転職した理由や当時の思いをきちんと書いたことがなかったな……」と感じたため、改めて高校教師を辞めていきなりフリーランスになった時の心境や理由なんかをまとめていこうと思う。 この記事では 大学を卒業してから、教師しかしてこなかった 教師歴は15年以上(常勤講師の時代を合わせて) 2023年4月からフリーランスになった(今は映像制作メイン) こんな人生を歩んできた私の、転職を考えた当時の心境や、実際に転職に踏み切った理由をまとめている。 先に本

高校教師(40歳)からフリーランスになった2023年。リアルな心境と2024年の目標とは

初めましての人は初めまして。 松梅タケと申します。 2024年、新年明けましておめでとうございます。 能登半島をはじめとするこの度の地震で被災された皆様の、一日も早い復旧を心から願うばかりです。 さて新年ということで、昨年1年間を振り返りつつ、今年1年の目標や計画などを備忘録として残しておきたいなという思いで、執筆していきます。 フリーランスに憧れがある(やっていけるのか不安) 現在教師である、または教師から転職したいと思っている とりあえずアラフォー世代 こんな人

先日、ココナラの交流会にお招きいただきまして…

どうも、松梅です。 早いものでフリーランスとして半年が過ぎまして。 利用しているサービスの一つのココナラでは、なんとかプロ認定を継続させていただいております。 ココナラで動画制作をし始めてから一年半ほど。 これまでにココナラだけでも約520万円の売り上げがあり、そのおかげでフリーでもやっていけるだろうと背中を押してもらえたこともあって、こうして40歳になる年に無事独立できました。 ありがとうございます。 とはいえ直近ではココナラでの売り上げが激減しまして、このままドロップ