自動翻訳よりも、生身の人間同士が語り合うことの大切さ。 - 2024年160回目の稽古
かつて、大きな問題を解決するために、アメリカの代理店に行ったことがある。最初は通訳を通して交渉していたのだが、相手の社長が、下手でもいいから自分でしゃべれと言い出して、夜通しかかって原稿を考えたことがあった。
そうすると、それまで通訳を通じてやっていた交渉と内容は同じだったにも関わらず、すんなり交渉が進んだだけでなく、翌日その社長は僕一人を連れて、ニューヨーク観光へ連れて行ってくれた。
周りに日本人が一人もいない中、一日中、僕はその社長さんと英語で話をした。たった一日のことだったけれど、間に誰も通さないで過ごして語り合った一日は、僕たちに見えない信頼関係を築いたような気がする。
以来、その代理店とのいざこざは無くなった。
AIや自動翻訳が進んでも、やっぱり生身の人間同士が同じ言語で会話することは、とても大事だと思う。
せめて日本の首相になる人には、英語で会話ができて欲しいと思うのは、僕だけだろうか。
11月11日(月) 2024年 160回目の稽古
今日は先週に続いて、取引先の社長さんが参加して、楽しく賑やかに稽古できました。ありがとうございました。
内容は、肩ブリッジ、バードドック、すりあげ、背中歩き、お尻歩き、逆お尻歩き、エビ、逆エビ、寝技打込90秒x7セット、条件乱取り60秒上下交代x7セットでした。
寝技は、引き続いて横返しです。今週は両足を相手の内腿にかけて、相手を返します。相手の下に上手に潜り込むようにして、重心を崩しながら両足で相手を持ち上げるようにして、返します。
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