淡路島で桜そばと海鮮丼|明石海峡公園で遊ぶ
ふと思い立って、淡路島へ日帰りドライブすることになった。きょうだいと、私と、親戚の赤ちゃんと、母の4人で。
きょうだいが早起きしてお弁当を作ってくれた。鮭と、卵と、枝豆のおにぎり。焼売。ウインナー。ポテト。
淡路島へ向かう道中、車の中で食べた。私と赤ちゃんで半分以上頂いた。きょうだいは運転してくれてるし、母は早起きし過ぎて眠たいらしく、いらないという。私と赤ちゃんが、美味しくもぐもぐ。平らげる勢いで、赤ちゃんはウインナーを5本も食べた。
車内は少々暑いくらい暖かくて、ずっとJUJUの曲を聴きながら淡路島へ向かった。JUJUの歌謡曲のカバー(中森明菜とか)も好きやし、「やさしさで溢れるように」とか「東京」も好き。「東京」がかかってる時に、カーナビが、ちょうど高速道路の分岐点の案内の音声で、「東京」のサビの部分が、ずっとかき消されてしまった。母ときょうだいが「せっかくの1番良いところ聴かれへんかった〜」「な〜ぁ、いちばん良いところ〜」と言いながら、でも気分は皆楽しくて、私は赤ちゃんの手を拭いてあげたり、オレンジジュースをあげたりしながら、赤ちゃんとお喋りし、そのうちに桜が咲いてるのが見えてきて、綺麗やなぁと思ってたら、海が見えてきた。淡路島の海や!
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明石海峡公園に行く前に、道の駅あわじでトイレ休憩。お店に入り、早速お土産も買った。「白いカレーやって!どんなんやろ。海苔も気になる」とか、母やきょうだいと相談しながら、家族それぞれの好みを考えて、カゴの中に入れるのは厳選されていく。誰かがこれ欲しいと思っても却下されることもあるし、「これいいでな。欲しいよなぁ」と意見が満場一致することもある。
それから駐車場へ戻る前に、広場と海が見える所を、ちょっと散歩した。広くて、気持ちいい。明石海峡大橋が目の前。穏やかに凪いだ海。船がカッコよく通ってゆく。
何やら不思議なベレー帽のような形をした大きなオブジェが、広場の海の前にいくつかあって、ここで記念写真を撮った。広場の真ん中ら辺に、まあるい階段があって、ここを赤ちゃんと昇り降りした。赤ちゃんは「もういっかい、もういっかい」と言って何度も階段を上りたがった。そろそろ公園に行って、すべり台しようということで、階段の方へ行きたがる赤ちゃんを方向転換させて、皆で駐車場へ向かい、車に乗って出発。
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明石海峡公園
明石海峡公園は、道の駅あわじから、すぐ近くにある。広い広〜い公園で、端から端まで見て回ることは出来なかったけど、(200円で汽車に乗って公園の中を移動できるみたい。)
白い花と、薄桃色の花に囲まれて、とても幸せ。
親戚の赤ちゃん。地面に落ちてる花びらを拾って見せてくれたり、松ぼっくりや葉っぱを拾って、ベビーカーにせっせと収穫していた。(帰る時に、松ぼっくりも葉っぱも、もちろん公園に置いてきました。)
「さぁ、すべり台に行くよ〜。早く歩き〜!」と、きょうだいが急かしているが、親戚の赤ちゃんはベビーカーに乗るのを全力で拒否。自分で歩きたがり、ちくちくした松ぼっくりに触ったり、道に何かわくわくするものが落ちてないか探したり、川の水を見つめている。とてもマイペース。そのうち、きょうだいが「すべり台に辿り着く前に日が暮れる」と言い、赤ちゃんにベビーカーに乗ってもらい、さくさく進みました。
美しい桜と水の流れる風景、そして、公園のすべり台を楽しみ、まさに童心に帰らせてもらった。すべり台って、なんて楽しいんだろう!すっかりこんな感覚を忘れてた。せっせ、せっせと長い螺旋階段を上がって、しゅ〜〜〜っとすべり降りる。ただそれだけのことやけど、とても楽しい。赤ちゃんは2回目すべる時、早くも「ひとりですべる」と言い出すので困った。高い所からのすべり台やから、とてもじゃないけど、まだひとりですべらせることは出来へんねん。
それから、公園の椅子に腰掛けて、ちょっと休憩。お水やオレンジジュースを飲んだり、きょうだいが朝作ってくれたお弁当の残りを食べたり、すべり台の感想を話したりした。
地面に落ちてる木の実を拾って、赤ちゃんは、ばあばと一緒に「アート、アート」と言いながら、机の上に並べて遊んだ。木蔭の爽やかな空間の中。焦茶色の実をひとつずつ小さな手に持って並べる。また崩して、また並べる。白い曲線のモチーフの机の上で。
噴水も見に行った。ボタンを押すと、水がびゅーんと飛び出る。噴水でまた心華やぐ。水に濡れるか濡れないか、ぎりぎりの所まで近づいて、赤ちゃんと一緒に、よその子が飛ばした水の雨あられが降ってくるのを暫し眺める。
「お腹空いたやろ?お昼ごはん食べに行こう」と言って、明石海峡公園を後にする。とっても楽しかった!桜や川の美しさ、広い広い芝生。心に風が通る。心の窓が大きく開いていた。のびのび遊んで、いっぱい歩いて、淡路島っていいなぁ。
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道の駅あわじに戻り、2階にあるレストランでご飯を食べた。明石海峡大橋と海を見ながら食べれるテラス席もあったけど、私達は室内のテーブルで頂いた。
道の駅あわじで食後のデザート。苺とバニラのミックスソフトクリームを手に持ってるお客さんが多くて、私達も欲しくなり、母と私はソフトクリーム。きょうだいと赤ちゃんは、苺のタルトを食べた。買うために列に並んでる間、赤ちゃんはソフトクリームの模型に抱きついて、嬉しそうな、ごきげんな様子。空の下、石の椅子に座りながら、美味しいスイーツ。
可愛い犬を連れてるお客さんも多かった。赤ちゃんは「わんわん、わんわん」と言って、どこまでも追いかけていこうとする。食べかけのソフトクリームを片手に持ちながら「さぁ、もうあっちに行こう」と赤ちゃんを説得してる間に、苺色のソフトクリームが溶けてきた。
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帰りに、淡路島のサービスエリ
観覧車に乗ろうかって言ってたけど、赤ちゃんがお昼寝タイムですやすや寝てるので、結局乗らなかった。
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晩ごはんも食べて帰ることになり、久しぶりのロイヤルホストへ。ロイヤルホストは、子供の頃よく家族で食べに行った思い出のあるファミリーレストランだ。覚えてないほど長いことロイヤルホストに来てなかった。そして、ひっさしぶりにロイヤルホストで食べて、「ロイヤルホストって、こんなに美味しかったっけ!」と、びっくりしてしまった。遠い昔の幼い頃に記憶してた以上に、どれも、とっても美味しかった。店員さん達の接客も丁寧な物腰で親切で、とても心地良く楽しい食事が出来た。こんなに美味しかったんや〜、ロイヤルホスト。なんで長いこと来ーへんかったんやろう。きょうだいも、ファミレスの中でロイヤルホストが1番いいわぁ、と言って喜んでいた。
デザートも、めちゃめちゃ美味しかったし、思ってたより量も多くて大満足だった。母は「こんなに量多く入れてくれてるんやったら、600円台って安く感じる。申し訳ないなぁ。もっとお金出してもいいと思うわ」とまで言っていて、えらくお気に召したようだ。
はぁ~♡美味しかった〜!そろそろ帰ろう。
私も母も、もちろん赤ちゃんも、途中、車のなかでうとうと眠れましたが、運転してくれてる人(きょうだい)に本当に感謝です。運転は本当に疲れると思います。特に知らない土地を運転するのは。本当に本当に尊敬。感謝。ありがとう。
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今回の日帰りドライブで買って来た、淡路島のお土産。
淡路島ドライブ楽しかった!美味しいものも、いっぱい食べたし、よく遊んだし、また行きたいなぁ。
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