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スリランカでアーユルヴェーダ3Days。たった3日で起きた身体の変化

10年くらい前だったろうか。バリキャリで美しくて、勝手にロールモデルと慕わせてもらっているお姉さんの「スリランカにアーユルヴェーダに行って来ました」というfacebookの投稿を見てアーユルヴェーダというものを知った。

ハードに働き、スリランカのアーユルヴェーダ施設でリトリートをするというものに憧れがあったものの「私は本当にこの1年一生懸命働いたのか?まだまだやれたはず。今ではない」などを言い訳に気付けば10年が経過していた。

バンガロールからコロンボまでたったの1.5時間。もう言い訳は通用しない。やりたいことはさっさとやろうと思い行ってきた。

Jetwing Ayurveda Pavilions

行ってきたのはコロンボの空港から30分以内で行けるネゴンボにあるJetwing Ayurveda Pavilions。スリランカに複数のアーユルヴェーダ施設はあるものの、10日以上を推奨しているところが多い。

・3泊4日と短期滞在でも受け入れ可能
・約2週間前に予約が取れた
・費用面も抑えられる

上記理由より、Jetwing Ayurveda Pavilionsに決まった。結果的には3泊4日でもからだの変化を感じることが出来た。

基本的な1日のスケジュール

6:15 起床
6:30 ヨガ(自由参加)
7:30 朝食
11:00-13:30 ドクターによる診断 アーユルヴェーダトリートメント(2時間半)
12:00-16:00の間 昼食 
19:00-22:00の間 夕食
23:00 就寝

アーユルヴェーダ医師とのコンサルテーション

2pmにチェックイン。初日は施術はないようで、アーユルヴェーダ医師による30分程度の個別のコンサルテーションからスタート。
脈診と会話により自分の体質(ドーシャ)をチェック。ヴァータ(風)ピッタ(火)カバ(水)の中から、メインとサブみたいなものを診断してもらえた。

自分の体質に合った3食の食事

診断された自分の体質に合った食事が3食出てくる。全部ベジ食にも関わらず、飽きない味付けで本当に美味しかった。基本的には3食 前菜+スープ+メイン+デザートのコース料理。
1品ずつ丁寧に運ばれてくるから早食い防止にもなる。1時間かけて朝ごはんをナイフとフォーク使っていただくだなんてなんて贅沢な時間の使い方。

私と友人の体質が違うので出されるメニューも違う。友人がパンケーキで、私がミルク粥だったときは軽く落んだ。揚げ春巻きが出てきたときはテンションが上がった。一喜一憂するのもなかなか楽しい。
食事の前後に提供されるハーバルティーもとてもおいしい。

基本的に冷たい飲み物、氷の入ったものはサーブされず(別途購入すれば出てくる)常夏のコロンボで、あたたかいハーバルティーで体を冷やさないようにする。

1日1回 2時間半のアーユルヴェーダトリートメント

前日の夜に、翌日のトリートメントの時間が食事会場に貼りだされる。
8:45-/11:00-/14:30- くらいの時間帯が多く、それ以外はフリー。

施術前にはドクターとの診断があり「体調はどう?」「便は出ているか?」など確認された上で施術内容を決めていく。

私たちは、アーユルヴェーダのオイルマッサージ+ヘッド or シロダーラ +スチームサウナのセットだった。このアーユルヴェーダのオイルマッサージが気持ち良すぎて、寝落ちする毎日。

3泊4日アーユルヴェーダでのからだの変化

処方される薬がまずすぎて、ちょい残し
  1. 好転反応が出始める
    初回トリートメント後から、かだらのだるさと頭痛が発生。友人は昼食・夕食をスキップするくらい具合が悪くひたすら寝込んでいた。

  2. 好転反応の翌日は急に元気になる
    だるさと頭痛がなくなり、急に元気になりはじめる。元気になるとお腹が空き、食事が待ち遠しくなってくる。私は普段朝ごはんは食べない派なので、今回出される3食を食べきれるが心配していたが、見事に完食した。

  3. 元気になると動きたくなる
    朝食後動き出したくなり、提携先のJetwing Blueのプールに朝9時から泳ぎに行く。めちゃくちゃ元気。「今日なにする?」から始まる1日はなんだかわくわくしちゃう。小学生の頃ってこんな感じだったよね。

  4. 便がめちゃくちゃ出る
    食事を食べる度に便が出る。しかもそれが全然臭くない!なんなら香りがフルーティー(パパイヤなどのフルーツをたくさん食べている関係だと思われる)

  5. 大量の吹き出物が出現
    アーユルベータ期間後半に、大量の吹き出物が。ドクターからは好転反応と言われたが、あまりにたくさん出て来て驚いた。

  6. 22時には眠くなる
    22時には眠くなり23時には消灯という規則正しい生活にいつの間にかなっていた。

食べるものでからだはつくられている

ということを実感した3泊4日だった。
食べるもので体調も便も変わってくる。もっと自分の体を大切にしたい、食べるものに気を付けたいと思った。

抗酸化作用があると思うと苦手なパパイヤも買って食べたくなるし、ドラゴンフルーツも積極的に食べるようになった。コーヒーが大好きで、ティーを選ぶことはほとんどなかったけど、ハーバルティーのおいしさに気付いてしまい、ティーパックを大量購入。水筒にもハーバルティーを入れている。

2名1室でトリートメントや食事も込みで、1泊2万円/人。
10泊すると20万円なので、日数的にも金額的にも簡単に行ける訳ではないけど、自分のからだを労わり、大切にして、周りからも大切に扱っていただき、そんな贅沢な時間を過ごす体験はとても心地が良く、数年に1回くらいのペースでやっていけたらいいなと思った。「自分を大切にする」という時間がもっとあっても良いんじゃないだろうか。

今回は直前すぎて予約が取れなかったけど、次回はTagiru.に行きたいと考えている。


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