ストレス発見装置!唾液アミラーゼモニター
こんにちは
ここでは、健康になるために知っておきたい事を心理学の観点からお話していきます!
みなさんの暮らしに少しでも参考になれば嬉しいです☺️
本日は『唾液アミラーゼモニターについて』です。
はじめに
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
そして
ストレス状態=交感神経が活性化している
というのは、知っている方もいるかと思います。
では
あなたは今、ストレス状態ですか?
交感神経が活性化していますか?
交感神経が活性化されているかを測定できれば、ストレスを測定できることになります。
唾液アミラーゼモニターは、交感神経が活性化した時に分泌されたり、分泌量が変化したりする物質やホルモンなどを測定し、ストレスの状態を把握する方法です。
ここからは、ストレス状態を見える化できる装置
唾液アミラーゼモニターについてお話していきます。
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●アミラーゼとは
わたしたちの唾液はアミラーゼという酵素が含まれています。
このアミラーゼは米やパンなどの炭水化物(糖質)を分解します。
アミラーゼはαアミラーゼやβアミラーゼなどの種類があり、αアミラーゼはストレスに関係がある事が分かっています。
ストレスに晒されると、αアミラーゼの分泌量が増加するとともに活性化します。
●αアミラーゼについて
αアミラーゼの分泌量が増えるのは、ストレスにより交感神経が活性化しているためです。
ストレスにさらされる
↓
交感神経が活性化
↓
アドレナリン、ノルアドレナリンが分泌
↓
αアミラーゼが増える
こんな感じ。
もう少し詳しくお話しますと、、、
唾液中のαアミラーゼには、食物に含まれる菌を殺菌・消毒する機能があります。
健康な状態であれば、菌やウイルスなどが体内に入ったとしても、免疫機能が働いて様々
な器官で異物を排出しようとします。
しかし、ストレスで免疫機能が低下していると、防御態勢が整ってない状態の為、病気にかかりやすくなってしまいます。
それでは、菌やウイルスの思うまま!
そこで、体内は病気にかかりやすい(免疫機能が低下している)状態から脱しようとします。
αアミラーゼを通常よりも多く分泌し、菌が体内に入ってくる前に殺菌・消毒しようとする機能が発動します。
よって唾液中のαアミラーゼの量が多い=ストレス状態といえるのです。
●測定方法
専用のチップを使い、口の中の唾液を少量採取してストレスを測定していきます。
1分程度で終了し、痛みもありません。
もちろん、ストレスと関係する神経伝達物質やホルモンは血液からでも採取できます。
しかし、採血による緊張がストレスになるかもしれないし、痛みがストレスになるかもしれません。
さらに、結果が出るまでに1週間ほどかかることもあり、タイムリーなストレス状態を測るのは難しいです。
唾液アミラーゼモニターは『今のストレス』を測定できるのです。
さいごに
本日は唾液アミラーゼモニターについてお話しました。
いかがでしたか?
バランスの良い食事や運動、日光浴は心も身体も健康にします。
日頃から意識していきましょう☺️
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!