![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146851038/rectangle_large_type_2_6c747289a4a88f2245f6e0d4297b8df5.png?width=1200)
サプリメント情報 ⑭脂肪の運搬車『Lカルニチン』
こんにちは
みなさん、サプリメントについて気になることはありますか?
自分には何が必要なのか?1日の摂取量は?
わからないことがたくさんありますよね?
ここでは、サプリメントについての基本を書いていきます。
少しでもサプリメント選びの参考になれば嬉しいです☺️
本日は『Lカルニチン』についてです!
![](https://assets.st-note.com/img/1720610559168-PwFzzdjyWu.png?width=1200)
Lカルニチンとは
肝臓で合成されるアミノ酸の一種です。
主な仕事は、物質をミトコンドリアの中や外へ運搬する事です🚚
①ミトコンドリア内への運搬
脂肪酸(脂質)→ミトコンドリア
=脂肪酸がエネルギー源として使われる。
![](https://assets.st-note.com/img/1706778113687-CaMeU9JhEm.png?width=1200)
脂肪酸だけでは、ミトコンドリアの膜を通過できません。
『Lカルニチン』+『脂肪酸』の結合した形でミトコンドリアを通過していきます。
脂肪酸がミトコンドリアに運ばれるとエネルギー源として使われ、脂肪が燃えやすくなります。
②ミトコンドリア外への運搬
有害な物質→ミトコンドリア外
=有害な物質の蓄積を防ぐ
![](https://assets.st-note.com/img/1706793079413-jjXlyhVo2Z.png?width=1200)
ミトコンドリア内に有害な物質が発生すると、蓄積されてしまいます。
Lカルニチンがミトコンドリアの外へ有害物質を運びます。
ミトコンドリア
細胞の中にある小さな器官。
肝臓、腎臓、脳、卵子、精子などに様々な細胞に存在し、エネルギーの生成などを行う。
1.Lカルニチンを多く含む食材
Lカルニチンは赤身のお肉に多く含まれています。
100gあたり
・羊肉(マトン) 約190mg
・牛肉 約76mg
・鶏肉 約25mg
・牛乳 約2.6mg
※羊肉の中でもラムよりマトンの方が多く含まれています。
2.どんな人におすすめ
●生活習慣病の予防したい人
●効果的にダイエットしたい人
●肉をあまり食べない人
●疲れやすい人
●妊活中の男性・女性
●記憶力を高めたい人
⬇
⬇Lカルニチンは
⬇
▶脂肪燃焼促進作用
▶有害な物質(中性脂肪など)の蓄積を防ぐ
▶疲労回復効果
▶エネルギー生成に関与している
▶脳内伝達物質(アセチルコリン)の生成に関与している
といわれています。
※Lカルニチンには脂肪燃焼促進効果がありますが、摂取しただけでは痩せません。
ダイエットはLカルニチンの摂取+運動が効果的です。
3.摂取目安
1日200mg〜500mg程度
上限量は1日約1000mgです。
日本人の食事でのLカルニチン摂取量が80mg〜100mg程度といわれています。
食事で摂取している量には個人差がありますが、食事+サプリメントで1000mgを超えないようにしましょう。
国内メーカーのサプリメントは含有量500mg前後が多いようです。
輸入のサプリメントは含有量が多い物もあるので、確認してから購入しましょう。
☆サプリメント例☆
・ネイチャーメイド『L−カルニチン』
1粒あたり170mg含有 1日3粒
・DHC『カルニチン』
1粒あたり150mg含有 1日5粒
・NOWフーズ『L-Carnitine』
1粒あたり1000mg含有 1日1~2粒
最後に
基本は毎日のバランスの良い食事です。
しかし、生活習慣が多様化した現代では、バランスの良い食事が難しくなってきました。
サプリメントは補助食品に位置づけられています。
上手に使い、自分に不足している栄養素を補いましょう。
また、サプリメントは医薬品では無い為、病気の治療はできない事に注意しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1706597463912-Sgq7ioX75h.png)