親と子・・、先生と生徒・・、服従や従順を刷り込む時代は終わった。
いよいよ、自分の人生に自分で責任を持つ時代に突入したんだなー。
老後に2000万円不足する、という金融庁の発表。
冒頭の言葉は、わたしの率直な感想なんだけど、世間では怒りとか批判とか、なんだかいろいろ渦巻いているみたい。
まあ、騒ぎたくなる気持ちも分かるんだけど、別に、寝耳に水、という話じゃないよね。
「やばいんじゃないか?」と、薄々、気がついておきながら、目をそらし続けて、政府に丸投げしていたのはわたしたち自身。
政治家や政党を選んだのも、問題を深く追及しなかったのも、結局、わたしたち自身じゃない?
自分ごととして考えず、何も動こうとしなかった自分たちの責任はどうなる。
そろそろ、誰かのせいにして文句ばかり言うの、やめようよ。
ただ、
「結局、自分たちにはどうしようもない」
「結局、お上(かみ)の言うことには逆らえない」
そんな心理が働くのも、時代背景を考えれば、分かる。
小さい頃から、親と子の間でも、先生と生徒の間でも、服従や従順を刷り込まれて育ってきたんだから。
痛いほど分かる。
でも、そろそろ解放されないとね。
政府に依存しすぎた市民像って、会社に依存しすぎた会社員像と、すごく似ているなーと思う。
どちらも、心の奥底で、縛りつけられている。
ある種の呪縛に。
いい機会だと思う。
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