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書く熱量、意欲ルール。不定期投稿を始めて気づいた3つのこと

ここしばらく、不定期問題について考えています。言わば挫折の問題。例えばnoteやBlogを始めた際に始めは毎日投稿していたのに、間隔が伸びてしまい、いつのまにか放置状態になることです。それを「不定期問題」と名づけました。

この記事は現時点における不定期問題の考察まとめです。この問題の答えに気づいて、不定期でも続けられる習慣の方法を身につけたいと考えています。

今回は2000字オーバーと久々長めの記事を書きましたので、時間ある時にでもお読みください。


問題に取り組もうと思った背景

note、実は一度挫折しています。

ブログやSNS、日記なんかも今までに何度もトライしてきましたが、そのほとんどが挫折で終わっています。


これをどうにかしたい…。


偶然にも毎日続けることには成功できました。というのも昔から空が好きなこともあって、空の写真をインスタグラムに投稿したのをきっかけに、あれよあれよという間に3ヶ月、半年、1年と続き毎日投稿が習慣として定着していったんです。ネタが尽きないってやっぱり大事です。

(最近の投稿)

初投稿が2016年の12月で継続期間は5年を超え、今年の6月まで毎日投稿が続きました。
(途中で投稿の多くを削除したので5年分は残っていません。)


イスタグラムを通して長文を書く欲求が高まり、2021年9月1日からnoteの毎日投稿を始めました。

ここで重要なのは毎日投稿が前提だったこと。


継続できるだけのネタがあれば毎日投稿は可能なことを理解していたのですが、反面「毎日じゃないと続かない」という固定観念が5年の内に染みついていたんです。


これもどうにかしたい…。と。


そのため今年の6月に、やめてしまうリスクを覚悟でnoteを不定期投稿に変えました。

2022年3月18日時点のお知らせ
連続投稿記録は大体230くらいで終わってます。


正直なところ365回は目指していたのですが、僕にとっては「不定期でも続けられる方法を見つける」こちらの方がはるかに興味を引いてしまったんです。


継続において常々忘れないようにしていること。

「続けることが大事なのではなく、続けることで何を得ているのか知ることが大事」



問題を通して気づいたこと

不定期問題を考えていく中で「関わり」「書く熱量」「意欲ルール」が重要だと考え始めています。


「関わり」とは、例えばnoteであれば記事を定期的に読むといったことで、その環境に触れ続けることです。「書くこと」が身近にある状態を作り出せば、挫折しにくくなると考えました。これはnoteではなくとも書くきっかけとなる事象に対して言える話です。


しかし、それだけでは書くには繋がりません。実際に書く必要がありますからね。

そこには何が必要か…

そこで気づく「書く熱量」…。

毎日投稿していた時には全く気づきませんでしたが、書くにも熱量があったことに気が付きました。さらに深堀をしてみるとそこには「書きたい熱量」「記事を完成させる熱量」「題材を探す熱量」の3つがあることに気が付きます。


毎日投稿では投稿がルーティンワークになりますから、書くことが当たり前になるんですね。そのため書きたい熱量を意識することはほとんどありませんでした。代わりに「毎日」に熱量を注いでいたと言えるかもしれません。


つまり、毎日投稿に必要なのは「記事の完成」と「題材探し」「毎日継続」の熱量です。「書きたい熱量」は「毎日継続」によって自動維持されているわけです。


不定期投稿になると「毎日継続」が「書きたい熱量」に置き変わり、書きたい気持ち加減によって継続意欲も変わってくることになります。


不定期投稿をしていると「今日は書けなかった」と自分を納得させてしまう日があります。「書きたい時に書く」それが一番だし、そこに後ろめたい思いなんていらないのに、なぜか自分を納得させようとしてしまう日があるんですね。


こう言ったことの積み重ねが熱量を減らしていく一因になっており、僕の場合は一度下がった熱量を戻すことができなかったために、挫折につながっていたのだなと妙に納得してしまいました。


挫折しないためには熱量維持が必要そうです。

そこには何が必要か…。

そこで気づいたのが「意欲ルール」でした。

このルールは例えば「3日に1回投稿する」と言ったものではありません。これでは結局「今日は書けなかった」が生まれてしまいますから。


これは「どうしたら書く意欲を上げられるのか」のルールであり、書くきっかけに繋げるためのルールです。それが決められれば、不定期でも継続に繋がるとそう思ったんです。


例えば僕の場合、記事を書くきっかけになりやすいのは「気づくこと」「知りたいこと」です。

ルールはこうなります。

  • 毎日寝起きに10分の思考をする

  • 気になることは積極的に好奇心を持つ

  • note等の記事を毎日読む

このルールを行使することで、書く意欲が湧きやすくなります。


寝起きの10分思考としたのは僕自身がアイデアや気づきが起こりやすい時間帯だからです。また、思考をするためには問題が必要なため、日頃から何かしら問題へのアンテナを貼っておくことが大事で、それには積極的な好奇心が必要だと感じていたのでこれもルールに入れました。


と同時にnoteから書く題材に気づくことも多いんですね。これは「関わり」にも通じているところで、読むことで題材に気づくにもつながります。そのためルールに加えました。


このルール設定は人それぞれ異なると思います。自分で考え出すことが必要なんですが、そのヒントとなるのは書くきっかけになるトリガーをルールづけすると言っても良いかも知れません。


書く意欲を下げない(意欲ルール)、それには熱量の維持(書く熱量)、そのための関わり(関わり)、これは輪になる関係にあります。

この輪をグルグルすることが不定期状態でも書く習慣を続ける対応策ではないかと考えました。


三日坊主。中々続かない。書く以外にもそういったことってあると思います。面白くなる前に冷めてしまうのは、始めに感じた「やりたいって気持ち」が勿体ないと思うんですね。やるのであれば、せめて面白いと感じられるところまでは行ってみたいものです。


そのためには不定期でも続けていくのが一番です。長く続けていれば確実に自分自身に変化は起こりまからね。

最後に一言。

ルール作りは達成するための目的ではなく意識を定着させるための手段


不定期投稿と共にTwitterを始めました。ここ最近この投稿頻度が下がってきているので、この気づきを活かして今一度見直してみたいと思います。



不定期問題まとめ

  • 「関わり」「書く熱量」「意欲ルール」を気にしてみる

  • 上記3つは輪になる関係性にある

  • 「関わり」とは環境に触れ続けること

  • 「書く熱量」には「書きたい熱量」「記事を完成させる熱量」「題材を探す熱量」の3つがある

  • 意欲ルールとは書くきっかけになるトリガーをルールづけすること


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Top画像:ストックフォト
本文画像:まと。
イラスト:まと。


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