少年K
恋人との将来が不安に思った時、
赤の異性(少年K)と会うといい。
初対面の相手との会話。
あの、気疲れしてしまう新鮮な空気。
出身は?部活は何してたの?
この土地に来て何年?仕事は?趣味は?
冬はこたつ?エアコン?
おうちでテレビは見る?音楽は?
相手を知るようで、自分を知るような会話。
そういえば私はこういう人間だったなと、
私はこう見えるんだと。
そう考えるとタイプなんだ。
こういう考え方は私はしないな。
相手との相違点を感じて、
長い時間を共にしてる
恋人の方が合うなと感じる。
やな感じだ。
そんな為に会う、少年Kには失礼だし。
新たに恋をするのは、転職をするような感じ。
ちょっと不満もあるけど、慣れてる今の仕事。
他の仕事に切り替えるのは、また1からやり直し。
覚えたり、新人として気疲れしたり、大変。
それなら、ちょっと嫌なとこもあるけど
今の仕事のままでもいいかなって。
何それ、最悪な例えだな。
こんなことを1人で考える。
そんなつまらない夜。
少年Kにごめんねと思いながら眠る夜。
でもさ、やっぱり一人だと冬は余計寒いよね。
少年Kも、素敵な出会いがあるといいね。