見出し画像

【読書記録】無意識のすごい見える化

こんにちは、ますみつです。

本日ご紹介する本はこちら↓

「無意識のすごい見える化」というメンタルトレーナーの梯谷幸司さんの本です。

日常で悩みを感じている人の共通点として「親」からの影響があると書かれています。

我々の行動や思考パターンは、情報を無意識にコントロールしてしまう
「潜在意識(メタプログラム)」によって引き起こされます。
その潜在意識が子どもの頃の親の発言、その記憶によって固定された思い込みによってできるそうです。

その潜在意識のパターンや癖を変えることで悩みを解消していきます。

書籍の中には自分の潜在意識がどうなっているか調べる方法も書いてあるので、
ご興味のあるかたは一度読んでみてください。

これより先は私が本を読んで参考になった点をアウトプットとして載せます。

行動を決定づけるメタプログラム

行動や思考パターンは情報を無意識にコントロールしてしまう「潜在意識(メタプログラム)」によって引き起こされます。

パターン①
主体性の有無を示す「主体行動型」と「反映行動型」

主体行動型:やろうと考えていることをすぐに行動に移す
反映行動型:上手くいくか考えたり、周りの様子を見てやるかやらないか決める

主体行動型のほうが脳が本気だと捉え、潜在意識が動きだします。

パターン②
モチベーションの源「他者基準」と「自分基準」

他者基準:モチベーションが賞賛や承認など他人を必要とするもの
自分基準:他人の評価ではなく自分が上手くいったか判断する

他者基準だと周りからの反応がないとモチベーションが下がりやすくなります。

パターン③
決断の基準「分離体験型」と「実体験型」

分離体験型:やろうと決断をするときに世の中の常識などに頼ろうとすること
実体験型:やろうと決断するときに自分の目的や信念に照らし合わせること

分離体験は自己決定感が少なく健康にも良くないといわれています。

パターン④
思考の起点の時間軸「過去基準」と「未来基準」

過去基準:過去の体験を基準に物事を考えること
未来基準:将来の目的を基準に物事を考えること

人間は過去を振り返るより未来のことを考えたほうが脳が活性化します。
やりたいことを考えるときに「なぜやりたかったか」と過去を基準として考えるより「何のためにこれをやりたいか」と未来を基準に考えたほうが脳の働きが良くなります。

パターン⑤
本気度を目指す「結果期待型」と「結果行動型」

結果期待型:条件が揃ったら行動に移す
結果行動型:条件を揃えようと行動に移す

例えばお店を開こうとしているときに
A「貯金が100万円貯まったらお店を開きたい」
というAさんと
B「お店を開くために100万円貯めます」
というBさんでは、Bさんの思考のほうが脳が本気と捉えて活性化します。

これらのメタプログラムを変えるだけで、行動を変えることができるのです。

脳は思ったことと逆に動く

行動を引き起こすメタプログラムですが、脳には困った特性があるようです。
それは思ったことと逆に動いてしまうという特徴です。

表面上の思考パターンを変えても、背景に恐怖や不安がある場合に脳はそちらのほうに引っ張られてしまう傾向があるようです。

例えば…
闘病中の人が表面上はポジティブな発言をしていても、その内面に「良くならなかったらどうしよう…」といったネガティブな気持ちがあると脳もネガティブなほうへ引っ張られてしまいます。

そのため内面にある自分の自分の潜在意識を捉えて思考パターンを変えなくてはいけません。

感想

内面(潜在意識)と実際の行動にずれがあることで、人は悩みを感じたり不調をきたすのだと思います。

その原因として親の発言や行動の影響があるとは驚きました!

私自身も子どもがいるため、子どもとの接しかたを考える機会にもなりました。

本日はこの辺りで失礼します。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?