デモグラフィック型に偏ったDEI推進にモヤモヤしていませんか?
私が理事を務めている人材開発・パフォーマンスに関するグローバルな組織であるATD(※1)の日本支部(ATDメンバーネットワーク・ジャパン)のスタディグループの一つである「HPI(※2)スタディグループ」では、毎年様々なHRのテーマをHPIという切り口で整理し、提言する活動を行っています。
※1 The Associaton for Talent Development
※2 Human Performance Improvementの略でATDが推奨している
パフォーマンス・コンサルティングモデルです。
今年の研究テーマ(まだ仮称ではありますが)は、
「ダイバーシティが組織パフォーマンスに与える影響」
~ダイバーシティの本来の捉え方とは~
と決まりました。
このテーマに至ったHPIスタディグループとしての課題感としては以下の通りです。
昨今の日本におけるDEIの方向性が、女性活躍推進を中心とした性別や、国籍、人種等のデモグラフィック型のダイバーシティに偏っていることに、HRの皆さんはなんとなくモヤモヤしているのではないか?
デモグラフィック型のダイバーシティももちろん重要なのですが、本来のダイバーシティとは、スキルや経験等といったコグニティブなダイバーシティも含めて進められるべきではないか?との課題感から、ダイバーシティが組織パフォーマンスに与える影響やダイバーシティをインクルージョンを通じてパフォーマンス発揮に上手に活用している事例やモデルケースを調査、研究し、これからの在り方を提言したいと考えました。
スタディグループの具体的な活動としては、企業へのインタビューやケーススタディの調査、ワークショップ開催を通じた現状調査を想定しています。ついては、メンバーとして一緒に研究活動やディスカッションして頂ける方を募集中です。ご興味ある方は以下ATD-MNJ事務局(info@atdj.jp)までご連絡ください。
以下、.スタディグループの概要です。
こちらのATD-MNJのサイトににもスタディグループのご紹介はありますが
コンテンツは最新にアップデートされていませんのであくまでもご参考
程度にご覧ください。
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