幸運な病のレシピ 2020年11月1日(2429)〜2020年11月10日(2443)
「幸運な病のレシピ」と言う動画のシリーズをyoutubeで続けている。2017年の7月から始めているのだ。とにかく毎日何を食べているのかを記録することにした。ブログでも動画に対応する形で1本ずつ書いている(注)。
2400回を超えた。過去の記録を見ていくととても面白いことが分かる。そんなに料理のレパートリーは多くはないのだが、材料が目まぐるしく変わる。季節によって異なった物を使い、自分の体調に合わせ、家族のリクエストや細かいひねりを入れている。例えば、ロールキャベツ1つとっても、中に入れる肉を叩いてパテにしたり、セロリやパセリを使ったりする。結局は、市販のおでんお出しつゆを使い、白菜で巻くのが一番好まれる。
食事を作ることで、変わっていく家族の身体に向き合っていくのだ。年寄りは死に向かっていく、僕は後を追う、子供はもはや子供とは言えない身体になる。季節とともに同じ食事は繰り返されるが、2つとして同じものはない。昨日は喜んで食べていたものに箸もつけない。こないだまで離乳食作っていたと思っていたが、気がつけば一緒に晩酌しておる。
パスタ茹でてレトルトソース・カップ麺・スーパーで半額になった弁当をポンと買うのと何処が違うか分かるだろうか?「商品化された食事」は食べる側のことなど知っちゃいない。検査値見て5分で薬処方する医者と一緒だ。
美味しさは、自分の身体が何を望んでいるかを判断する羅針盤なのだから、十分見つめるべきだ。嗜好品は強い磁石のようなものなので離しておかねばならない、すぐにそちらをむく......酒やめられんしアイスは美味しいご飯は最高。
世の中のレシピ本やレシピ情報を見ていると、実に権威的だ。何をどこくらいばかり重視していく。自分お好みの味があるだろうに、それをどう料理に、毎日の生活に、織り込んでいくかが大事なはずである。
雑誌やwebのレシピ情報見ていると、『このヒトは毎日料理を作ったりしていない』と思うようなものばかりだ。それは当たり前だ、「教科書」は世見を映している鏡なのだからまあ仕方ない。
しかし、「医師の監修のとおりに作っています」とか、「このレシピで癌になりません(注)」とか「〇〇が大量に含まれています」「免疫力をつけるレシピです」とかは勘弁ならない。自分が権威の言うことを垂れ流して、それで良しとしている姿は醜悪だ。本当にそう思うのか?詐欺師の言うこと垂れ流すということは犯罪に加担しているということだ。違っていることが分かったとしても知らん顔するつもりだろう。お前ら病人はこういう物食ってりゃいいんだと言う匂いがプンプンする。
責任を持って生きろ!もっと真面目に食に向き合え。
いい例が「タマゴリミット問題」だ。長く「タマゴは一日一個異常食べてはならない」という常識(食事の中のコルステロール制限)をレシピ本は振り回してきた。数年前にアメリカの公的な機関が食事中のコルステロールのリミットを意味がないと断じたのだ。今では誰もタマゴは一日一個までなどとは言わない。もっと問題は、再発防止策を誰も言わないということだ。今流布されている健康の為のレシピは本当かと言う保証がないのだ。
この問題の本質は「身体の中で作られている物質(検査値)」の「食事内の量の制限」は意味がないということだ。では、他の食事内の制限(糖質やプリン体)はどうなのだ?では、何を基準に食事を考えればいいのだ?(注)
ー>最後に続きます。
←10/21〜10/31 毎日素材から料理を作る →11/11〜11/20
11月10日 ---kg 取り急ぎ鳥カツ、宗八カレイ唐揚げ、★★ビール
午前打ち合わせで帰ってきて取り急ぎ妻の弁当を作り、夜一食であったがビール飲みながらカップ麺食べた。何やってるんだろうか。
11月9日 ---kg 保温鍋でカレー
夜もこれ食べた。
11月8日 ---kg トンカツ、カキフライ、おでん
おでんが美味しい大根がでてきたと思う。大きめに切ってしっかり下茹ですると嬉しい。
11月7日 ---kg 豚汁、手羽先炙り、トンカツ、揚げ物軍団
飲んじまった
肉じゃがと手羽先のキムチ醤油漬け。飲んだ。
揚げ物は良くする。そのおかげで上手である。鶏の唐揚げが温度低かった。失敗である(笑)。
11月6日 ---kg 糠めざしグラタン、ひっぱりうどん
糠漬けめざしグラタン、牛肉汁、生サバを糠に漬けた。塩サバよりいい感じがする。大酒のんだ。
「ひっぱりうどん」を作った。ついでに天ぷら揚げた。何ということだ。しかし、手打ちのひきわり納豆と、サバ缶は最強だ。美味かった。
11月5日 ---kg グラタン、ロースニンニク巻
数日前のトマトミートソースをグラタンにした。ロース肉の薄切りにチーズを巻いて焼いた。にんにくの微塵切も枚tが懲りたは少し辛かった。脂身の少ない肉は火の通りが悪いのだ。
糠漬けした「めざし、サワラ」、とろろ芋、玄米のおかわりは納豆。このブランド好きだ。
11月4日 ---kg 茄子のトロトロ、納豆
ちょっと高めのバーボンの最後の少しを飲んで、柿の渋抜き焼酎(45度)を梅酒で割って頂いた。この高めのバーボンは2017年に本を出した時に出版会社の社長と飲んだときのものだ。飲み終わった。蓋がコルクなので取っておいて来年梅酒入れようっと。
茄子のトロトロ、3匹イワシ焼いた。糠に一匹丸ごと漬けた。生のサバも半身2枚漬けた。2−3日置いておいてからたべてみよう。前半動画ありません。
朝は残ってい糠漬けと、納豆に味噌汁。納豆は好きな銘柄である(新潟県新発田市の菅谷納豆)。普通の2パックぐらいが1パックに入っている。こころなしか練ぐわいが美味しい。
11月3日 99.9kg 海鮮八宝菜、トンカツ
22:00に糠漬けを買ってきた。比較しようと思って買ったのだ。うーん、やっぱ思ったとおりである。今度ゆっくりと糠漬けに関しては研究する。ベントは味を見たかったのだが、やっぱ、それなりの味である。249円でよく作れるものだ。
とんかつ揚げた。半額ブロック肉があったので厚めに切った。
海鮮八宝菜、糠漬け、魚など残っているもの。
11月2日 99.9kg 豚バラ炙り、めざし糠漬け、トマトスープ、魚焼き★★日本酒
バラ肉の炙りは好きだ。醤油で漬けておいて10分−5分-10分−5分-10分+予熱で行こう。デロンギのオイルパンだと脂が適度に落ちて嬉しい。ボイルタコは、サーッと茹でた方が良いかも、少し長くおきすぎた。
ハリラースープは忠実にハリラではない。何せ豚肉使っとるからね、勘弁して。しかし、僕は好きだ。トマト缶と豆缶使う。めざし、サワラ、塩サバやサワラは糠につけて置いたものだ。香りが移り美味しい、めざしはワタごと食べれも香りが高く嬉しい。
11月1日 99.9kg
今日は朝からマユの散歩でずいぶん遠くに行った。帰ってきたら足が痛くて一眠りしたら夕方である。おでん作っておしまいである。キリの良い体重だ。これで酒飲まなけりゃあなあ。
マンハッタンクラブツリーチリ肩ロースカツサンドを娘にごちそうになった。旨し。夜中に、サンドイッチとナット2パック食べた。ハリッサ唐辛子ペースト入れたらうまかろうと思ってね。
昨日の天ぷらに昼作った汁。糠漬けはとろろ芋が珍しい。美味しい。
「おでん、煮しめ、煮付け」なかなか区分が難しい。大根とゆで卵が入っていると「おでん」になる(笑)。何日かにかけて食べることになる。
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ー>先頭からの続きです。
「このレシピには金がかかっているから著作権を認めろ」とか言う輩もいる。何百万部もレシピ本は売れる。真似して売らんかと思う輩もいるのであろうが、自分のレシピを見失っている方も悪い(だから買う)。とは言っても僕はレシピ本マニアだ(笑)。
レシピ業界は一大産業である。名前を冠に付けた「鍋釜からレトルトまで」多く売られている。そもそも、食事産業がとんでもない規模である。そして競争のために恐怖が煽られるのだ。
いかに世の中の人が、自分の食事に自信がないかということの裏返しである。50年前まではそれぞれの家で料理は作られていた。こんな風に何を食っていいか分からなくなったのはごく最近なのだ。
キレイに写真撮って舌触りの良いキャプション入れればたくさん売れるだろうよ。アメリカの医学界で実証されたと書いておけば皆喜ぶだろうさ。しかし、「難病や膠原病、原因のない症状だけの病気」でみな苦しんで死ぬ。統計的にはみんなそうなる。レシピの作家も監修している医者も年取れば、何種類もの薬を処方され、同じような手術を繰り返し。「輸液・経管・胃瘻」て管だらけになって苦しみながら施設で孤独に死ぬのだ。僕はまっぴらだ。
僕のレシピは病に苦しむ人が共に助け合うことを夢見ている。自分の手で丁寧に素材から作った食事だけが「生活習慣病や、難病、膠原病=病気の原因のない症状だけの病」と向き合える。
家族はかつて食事を作ることで互いにいたわりあいながら「つつがなく人生を過ごせるように」と願いともに生きた。決して「若いまま(アンチエイジングって醜悪)」でいようとか、「元に戻ろう」などということ考えなかった。何せ年寄りを身近で見ていたのだ。年取って衰えていくことはアタリマエのことだと知っていた。自分もいつか死ぬのだと分かることは大事。
今の社会は、「検査値が一定の範囲に入る人間」以外は皆病気とする時代だ。そうすると年寄は皆病気になる。薬売り放題の手術し放題だ。何せ病人は金になる。
「ヒト」というのは「食事が現実に現れたもの」だと感じている。それなりに臓器は衰えながら精一杯生きていくのだ。
僕の5年間はその証拠だ。とは言ってもこれから死ぬまで元気でいねば意味がないのだが、酒がやめられない。人生が辛いのだ。困った。
注)他の食事内の制限(糖質やプリン体)はどうなのだ?では、何を基準に食事を考えればいいのだ?
体内で物質を作ることを「代謝」という。細胞の内側には生化学物質を常温で変化させる仕組みがある。そして細胞は(膜の受容体を通じて)細胞膜の外側の海を感じ取り取り込んだり放出したりする。しかし全体を知ることはない。
デカルト的である。
注)「幸運な病のレシピに」毎日費やす時間
だいたい動画の編集に20−40分はかかる。料理作るのは30〜40分と考えると、毎日3〜4時間くらいは食事作りと動画作成に費やしている。何とも恐ろしい。とは言っても、自宅が仕事場でだいたいプログラム組んでいるので通勤時間を当てていると考えればまあいいかと思う。
しかし、元気な老後という素晴らしいアウトカムがあると信じている。
注)癌にならない食事・消える食事
こういうテイストのレシピ本は多い。ガンがいかに恐れられているかが分かる。実際にガンを克服しましたとか、「ステージ即死」から帰ってきましたとこの本は多い。そもそも、余命宣告が当てにならないということにそろそろ気がついたほうがいい。医者はバカなのか、故意なのか、詐欺なのか。
玄米食が取り上げられていることが多い。考えてみると、玄米食は自分で作る他ないのだ。僕も玄米を食べているが、決して玄米に魔法の力があるとは思っていない。自分で素材から作ることが重要なのだと思っている。おまけに自然食系の素材やさんで買うことも多い。身体の内部の代謝系がガンが生まれにくい方向に向かうのだろう。
ガンも昔は特定の物質が起こす(発がん物質)、何かが足りない(メガビタミン療法)、感染症の一種(子宮頸がん)と様々な原因探しが行われたが、どうも決定打がない。免疫療法などというものも出てきて薬売り達は大にぎやかにしている(笑)。
素材から作る食事に一票である。僕の人生という一票を投じることにした。
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。