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セブ島移住した駐在員の僕が考えること。転職するって悪いことなの?

前回の記事では、僕の実質2回目の転職?について投稿しました!

今回は、僕が初めて転職をした時の話を投稿します!

僕は集団塾から個別指導塾で転職を1回、個別指導塾から部署異動で1回、感覚としては、10年間の間で2回転職をしているような人生です。4,5年に1回仕事を変えてきた僕が思う転職についてお伝えします。


入社のきっかけ

大学を卒業して新卒で入社しました。大学時代4年間塾講師として個別指導塾アルバイトをしており、教職課程を経て教員免許を取得しました。学校の先生になる夢はあきらめて、塾で働きたいと思いましたが、その時に、個別指導塾では、社員で教室長となった場合、英・国・数・理・社の5科目を教えられなければならないと知り、集団塾であれば、教員として得意な科目のみを教えられる、つまり学校の先生のような環境で働けると知り、集団塾のみに絞って就職活動をしました。もちろんアルバイト時代の個別指導塾で社員として働くというお誘いはありましたが、お断りしました。
地元の集団塾と、関東の集団塾を受けて両方とも内定をもらいましたが、やはり塾として地元の高校・入試情報は頭に入れておかなければいけない中、関東の情報を1から覚えるより、地元の方がもちろん情報がすでに入っているので、地元の集団塾へ入社しました。

会社での状況

勤務年数
新卒で入社して、5年間勤務しました。

役職
新卒から1つ上の役職でした。
指導教員として勤務していた期間は入社時の役職と変化はありませんが、教室長になると1つ役職が上がります。その後は教室長のみ、校舎の実績を評価して役職が上がっていきます。教員の評価は0です。教員で働き続けると、何年たっても新卒と同じ役職です。

給与
一般的な大卒の初任給です。
教室長となって役職手当として1万円ほどもらえる程度です。ボーナスは雀の涙。数万円でした。退職金もギリギリ2桁万円にのっかるぐらいでした。実家暮らしだったので生活できていましたね。

公休
週休二日制。祝日勤務。GW、お盆、年末年始はお休みです。年末年始のお休みが毎年3日ほどで少なかったイメージですが、9月末に夏期講習お疲れ的な感じで1週間ほど休みがあります。夏期講習中のスケジュールはお盆休み以外、丸一日の休みがほぼありませんので…。

有給休暇
年5日取得義務の前のお話ではありますが、有休は一切取得できませんでした。退職時も有給消化を断られました。

転職のきっかけ

これまでの記事でも、集団塾の実態として投稿しております。
社員が毎年辞める、校舎が毎年潰れる、夏期講習の忙しさ、パワハラ、職場の雰囲気、環境など、様々なことの積み重ねではありますが、一番の理由としては、僕が求めている環境で、僕の能力を最大限に活かすことができる職場で働きたいと思ったからです。そこで必ず実績を出すことができるという自信がありました。集団塾で働いていく中で、性格上、チームプレーの集団塾ではなく、個人プレーの個別指導塾の方が生徒を集められると思いました。

転職活動

これは運が良かったのですが、退職を考えていたタイミングで、大学時代にアルバイトをしていた個別指導塾からお誘いがありました。一応面接を行いましたが、採用されることはほぼ確定でしたので、すぐに内定をもらいました。

転職後の変化

正直、集団塾時代と考えていること、行っていることは変わらないのに
数多くの実績を出すことができました!!何か成し遂げられないことを初めて環境のせいにしたぐらいです。

転職を考えている方へ

最低3年はウソ?
良く最低3年は勤めないと転職は難しいと聞きます。僕もこれまで数多く採用担当として採用にかかわってきましたので、経験をもとにお伝えしますが
勤続年数、退職月は履歴書を見て気にはなります。何があったんだろう?と疑問に思いますし、駐在員として働いていたセブ島でも、ジョブホッピングなんて呼ばれていました。ただ、その中でも、なぜすぐに辞めるという判断をしたのか?退職した後の人生はどうなって、何を得たのか?今の仕事を退職して、今後何を得たいのか?明確な理由を伝えられることが大切です。ただ嫌だった、辛かった、大変だったという理由だと、自分の会社に入社しても、またすぐに辞められそうと思われ、であれば不採用にしようと思われてしまいます。

向き・不向き
よくある退職理由として、この仕事が向いていなかった、ということですぐに辞めてしまうことがあります。僕も1年目にそのように感じました。「やっぱり教員なんて向いていないんだ!」と思いました。ただそれは、教員としての楽しさを知らない状態、業務の全体を知らない状態での思いだとわかりました。全体像を理解するまで働いてみて、やっぱり向いていなかったと判断をするのであればよいと思いますが、知らない状態で向いていないという判断をしてしまうのはもったいないです。

人を変えるのではなく自分が変わる
どの職場にも、上司・同僚・部下の中に、絶対に嫌な社員はいます。ただこれは当たり前ですし、自分と仲の良いお友達だけの職場なんてまぁ無いと思います。相手が嫌いだから相手に直してほしい気持ちもありますが、例えば、良いところを見つけていこう!といった自分の考え方を変えることが大切です。

転職はキャリアアップ
転職という言葉だと、仕事を辞めるという少しネガティブな印象を与えてしまいますが、海外ではキャリアアップという言葉で表現します。
2・3年で仕事を変えることは普通にあります。これは、今の会社で得た経験や実績をもとに、新しい会社で高く評価をしてくれて、今の会社では得られない役職や収入をオファーされることが多いからです。自らを高めるための転職はキャリアアップなので、自信をもってキャリアアップをしていきましょう!

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
海外では日本に比べると転職の回数や勤務年数は気にしません。海外で働いている日本人でも、数か月で転職して次の仕事、また次の仕事といった形でも採用されていました。また、転職は突発的に行うのではなく、しっかりと準備をしたうえで、行ってほしいです。
塾講師に興味がある方、海外生活に興味がある方、セブ島で働く予定の方、セブ島で働いている方などぜひフォロー、コメント、いいねよろしくお願いします。

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