ほとけさまのおしえ「あのこと」
久しぶりに投稿いたします。
先週は報恩講の準備や「御式文(報恩講の時に拝読する御書)」の練習などで投稿をする余裕がありませんでした。
昨日無事に「厳修」させていただきましたので、また本日からできるだけ投稿をさせていただこうと思っております。
さてすっかりさむくなり、冬の「様相」を呈してきました。
北の方では雪の便りが届き、比叡山も「雪化粧」をするような季節になってきております。
このような季節に、「あのこと」はどうなっているのか気にしていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか?
「あのこと」と聞いて、ピンときた方は熱心にお読みいただいている方だと感謝申し上げます。
あのこととは、ズバリ「水シャワー」のことです。
この季節も引き続き、水シャワーを続けているのか気にされている方もいると思います。
結論から申しますと、「毎朝と毎夕」シャワーを浴びるときは水シャワーです。
特に朝は、暖かい「シュラフ」から出てすぐに裸になり水シャワーを浴びるので、「ヒートショック」はかなりのものです。
足や腰にまず数十秒浴びてから、シャワーヘッドを固定し、シャワーの滝に「ダイブ」するように頭から浴びます。
十秒ほど浴びると、頭が「キュッ」と縮んでこめかみに痛みを感じるほどです。
その後ボディソープで頭、身体を洗い、最後に全身に水を浴びます。
その時にはすっかり「水の身体」になっているので、「数分間」浴びても冷たさを感じなくなっております。
そして水と一体になっているような感覚になり、全ての意識が「今」に集中するような爽快感を感じることができるのです。
お釈迦様は、六年にも及ぶ厳しい修行でも悟りを開くことができませんでした。
そして疲れ果てた身体を「沐浴」で清められ、スジャータからの乳粥の布施を受けて瞑想に入られてから「七日目」に悟りを開かれたと言われております。
それは、「十二月八日」の冬の時期だったと言われております。
村娘スジャータからの「乳粥」が注目されますが、実はその前に行われた沐浴もお釈迦様の精神に「素晴らしい影響」を与えたのではないかと感じております。
それは散乱している意識を今に「集中させる力」が水シャワーにあるのではないかとも思うのです。
これはあくまで私見であり、くれぐれも真似をされないようにお願いします。
これからもヒートショックに気をつけながら、水シャワーを楽しんでいきたいと思っております。
☆今日の一句☆
この意識
今にととのう
水シャワー