ほとけさまのおしえ「憂鬱な気分の時には、、、」
春になり、「夏日」の地点も増えてきました。
「季節の変わり目」と「環境の変化」の中で、気づかないうちに「憂鬱な気分」が膨らんでいる方もおられるかもしれません。
特に日曜日の夕方になると、明日からの一週間を憂いて、「あ〜、行きたくないな~」と感じる時もあると思います。
そういう私も、この時期は朝起きるときに「憂鬱」になったりします。
でもそんな時は「強い味方」がいるのです。
それはもう何度も話しておりますが、「冷水シャワー」です。
この時期、朝の冷水シャワーを浴びることは「痛みを堪える儀式」から「清々しさを感じられるひととき」に変わります。
と言っても慣れてないと冷水はなかなか大変かもしれませんし、体に支障をきたすかもしれません。
しかし真冬でも水シャワーを欠かさない私は、この時期は「普通に」清々しくシャワーをいたします。
五分ほど浴び続け「メンソール系のボディシャンプー」で洗い上げると、爽快な気分で一日が始められるのです。
お釈迦様は菩提樹の下で、一週間の瞑想のあと悟りを開かれました。
その前には村娘「スジャータ」の施した乳粥を食したので、修行で酷使された身体を「癒やすことができた」と言われております。
でも私は、その前に川で沐浴をされたのも重要な悟りへの「試金石」になっているのではと思っております。
お釈迦さまは、六年にも及ぶ苦行を捨て、「尼蓮禅河」(にれんぜんが)で沐浴されたのです。
きっと喉の乾きを癒やし、陽射しに焼け焦げた肌を潤し、川の流水に「心身を癒やされた」のではないかと。
そして、行き詰まった修行で悶々とした心を「リフレッシュ」されたのではと思うのです。
この時期は「そんな水の力」をいただいて、憂鬱な心持ちをリフレッシュして前向きに進んでいだけたらと思っております。
☆今日の一句☆
冷水の
流れ憂いを
流しゆく