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海の日に考えていた化粧による海洋汚染
今日は海の日です。
海の日なので、化粧による海洋汚染についてを、考えていました。
化粧による海洋汚染
化粧による海洋汚染は甚大です。
化粧に含まれているマイクロプラスティックは、遠心分離によってしか分別できません。
ゆえに、下水道を通じて海洋に放出されます。
魚類の体内に蓄積していくため、人間にも影響があるものとされています。
ヨーロッパでは販売規制が始まった国もあるようですが、日本では規制されていません。
うろ覚えなのですが、マイクロプラスティックの放出は、日中韓でかなりの割合を占めます。
化粧品に対する規制の有無だと私は推察します。
ヨーロッパはすっぴんが多い
化粧品に対する規制の有無以外には、化粧文化の違いもあります。
「ヨーロッパでは」と、出羽守をしたいわけでは無いのですが、「ヨーロッパはすっぴんが多い」と拝読したことがあります。
ドイツもそうですし、スウェーデンもそう。
普通の日にはすっぴんで出かけるのです。
「普通の日」とは余程のこと(式典など)がない日は全てです。
東アジアの女性とはかなり違いますね。
化粧文化は規制出来るか
この問題は、どう解決したらいいんでしょうか。
日本における化粧文化は、概ね中等教育まででは抑圧され、高卒以降では奨励されます。
頭が昭和の老害どもがそう求めるからです。
しかしながら、休日や祝日はどうでしょうか。
昭和の老害の場所に通学や通勤をしない日でも、日本人女性は自発的にしていますよね。
老害ども、特に中高年男性が求めるからである、というのは、休日や祝日には通りません。
ジェンダーギャップがどうのこうの、ということではないのです。
日本よりもジェンダーギャップの少ない韓国が、日本以上のマイクロプラスティック放出超大国となっていることからも明らかです。
化粧文化は規制でどうこうできるものでないし、化粧品の販売規制は遅々として進みません。
結果として、海洋汚染は進む一方です。
女性の化粧は老害男性の問題なのか
この問題が論じられないのは、何故でしょうか。
老害男性の問題とされてきたからだと、私は推察しています。
老害男性が高校までは化粧をするなと言い続け、高卒からは化粧がマナーだと言う。
この問題は確かに問題です。
そんな老害どもは殲滅しなければなりません。
しかしながら一方で、日本人女性は休日や祝日も化粧をしているでしょう。
そこは論じられないのです。
ジェンダーギャップがどうたらこうたら、という話に移行してしまう。
そうなるともう海洋汚染は論じられません。
本格的に論じられることがないまま、海洋汚染は毎日進んでいきます。今日も明日も明後日も。
そんなことを海の日に考えていました。