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「派手で目立つ」と「普通はしない」の掛け算

流言は、重要性と曖昧性の掛け算により生じると繰り返し述べています。
大事なことですから何度でも述べます。

重要性×曖昧性=流言

これが基礎基本です。

あの人はカネを持っているという噂

私は今月、毎日ダサいイベントジャンパーを着ているので、金持ちだという噂があるらしいです。

純然たる嘘。

地球で一着しかないジャンパーではありますし、選挙用の薄っぺらジャンパーより丈夫なものではあるのですが、数千円しか違いません。

なんでそんな噂があるのか考えてみました。
そうすると、やはり、重要性と曖昧性の掛け算であるのです。

派手につくったから重要性は高い

下記記事のジャンパーは、極めて派手につくっています。目立つように。届くように。

ダサい、オシャレじゃない、ダボっとしている。
けど丈夫で、派手で、目立つ。
協力者予備群への訴求力、営業力だけが抜群。
そんなジャンパーを着続けました。

下記の拙稿より引用。

重要性は高くなりますよね。
重要性が高くなるようにつくったのは、そして、着続けたのは、この私本人なのですから。

重要性については、まあ、良いでしょう。
良いとしましょう。

普通はつくらないから曖昧性も高い

私が勘定に入れていなかったのは、普通の人。
普通の人は普通にはつくらないのです。
着続けている本人として、実感しています。

「どこの会社がつくっているんですか。」
「どこの団体のジャンパーなんですか。」
偏見に基づく質問が、たくさんありました。

「私がつくりました。」
「私が発注をかけて、つくってもらいました。」
私はこう答えるしかないんです。

質問側の偏見が、質問を生み出しています。

イベントジャンパーは会社や団体がつくるもの。
そういうものである。あるのだ。というもの。

ただの偏見でしかないんです。
けれども何故か、そういう偏見はあるんです。
普通の人は、普通はつくらないからだそうです。

自営業率の低下の余波でしょうか。
学校の国語で前掛けの話を習わないんですかね。

派手で目立つ×普通はつくらない

派手で目立つ×普通はつくらない
=重要性が高い×曖昧性が高い
=流言が発生する
=噂がある

社会学上の計算式が成り立ちますね。

選挙ボランティアの人の薄っぺらジャンパーより丈夫ですが、だからと言って、私にカネがあるというのは噂の域を出ません。

私よりも議員候補のほうが余程カネがある。
どんなに貧乏候補だと言ったところで、供託金を払えているし、ボランティアもいますからね。
ボランティアの人数分、たくさんのジャンパーを発注している候補のほうが、カネがあります。

誰にだってつくれる

私のなんて、たかが一着ですよ。
選挙用の薄っぺらジャンパーよりは丈夫ですが。

最小ロットは1個から、という業者に、発注しさえすれば、誰にだってつくれるんです。
つくろうと思いさえすれば。

私でもつくれる。貴方にもつくれる。
偏見に基づく質問側にもつくれるんです。
誰にだって、発注する権利はあるんです。

噂をする暇があったら、見積もりでも発注でも、してみたら良いと思いますし、言っています。

言ってもしない人が普通ですけどね。
私は普通じゃなくて良いです。

#この経験に学べ

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