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年の瀬に感じるレゴ®シリアスプレイ®のあれこれと自分自身の方向性。
こんにちは。毎週月曜日に書いてきた社内ブログ(この書き方もかなり古い)も、いよいよ今週で199回を迎えた。年明け一発目に200回を達成できそうなので、かなりテンションが上っている、今夜。
ファシリテーター。
最近とんとワークショップファシリテーターを務めることが減った。というのも若手のメンバーが頑張ってくれている証拠。それでも学ぶ機会だけはいつのときも持ち続けたいと思っている。自分の役目を終え、そのあかつきには、ファシリテーターとしての立ち位置を復活させることを目指している。
そういうときに仕事は回ってくるもので、レゴ®シリアスプレイ®ではないものの、近々に全国でのワークショップが舞い込んでくる可能性がある。短時間、かつ、重たい内容になりそうなので、しっかりと設計していかねばと考えている。それでも参加者が楽しくなれるコンテンツを準備したいと思う。
アイスブレイク。
先日、ある勉強会で、かなり面白いアイスブレイクのメソッドを知った。前述のワークショップではそのメソッドを活用してみようと思っている。それは、個人的にも実際におこなっている「レゴブロックひとつで自分を表現する」という手法だ。これはかなり手軽に実施できるアイスブレイクである。
例えば、「今の自分の気持ちをレゴブロックひとつで表現したら」から選択したのがこのブロック。
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どれだけの言葉がこのレゴブロックに含まれているか。まず緑色から連想されるワードが表れてくるだろう。そして形状。この4枚の葉で自分の気持ちを説明するとしたら…というように、色や形もっと言えば置き方などからも言葉が生まれてくるはず。3Dから導くだけで、単なる言葉選びではなくなる。
フロー。
ここで大事なのはレゴブロックの色や形状ではなく、自分の言葉で表現することだ。自分の言葉で表現するということは、作品そのものを愛し、作品が自分ごとになっている必要がある。そして、その言葉を必ず自分の声にすること。我々の始祖でもあるロバート・ラスムセンも著書でこう書いている。
レゴブロックで作った作品を見て、それに触れながら、何かについて思いを巡らせる。そのとき浮かんだことを声に出して表現してみることです。するとレゴブロック作品がただの部品の集まりから、自分にとって特別な意味を持った表現へと変わります。
第1章「本当の思い」に近づく技術 意味を与えるとは?
より引用
要するに、レゴブロックが身体の一部、脳の一部として機能するように導くことがファシリテーターには求められる。まさしく「フロー」に入ってもらうことが肝心だ。このフローについては散々書いてきたのでここではリンクだけに留める。レゴ®シリアスプレイ®にとってかなりの要素を占めている。
スキル。
先日とあるLSP認定ファシリテーターと、このフローの重要さについて熱く語った。フローに入ってもらうようにすることこそファシリテーターの本質であるだろうし序盤の練習(スキルビルディング)がある理由なのだ。だからそのようなスキルを身に着けていきたい。日々そんなことを考えている。
人事の仕事をし始めてから確かにワークショップは減った。しかしながら学ぶ方法などいくらでもある。自分自身もフローに入れて、熱量高く、前向きに考動することで、きっと何かを変えられるはずだ。7つの習慣でいう「意志」の力こそ、今の自分には大事なのだと感じている。精進するしかない。
理解が深まり、習慣が身についてきたら、再度習慣の原則に立ち戻ってほしい。知識を広め、スキルを伸ばし、意欲を高められる。
「第一部:パラダイムと原則」この本の活用法
より引用
まさにこのスティーブン・R・コヴィー博士の言うとおり。
最後に。
2024年もあと今日を含めて4日。今年をしっかりと締めていきたいと思っている。年明け早々には勉強会も入っているので、脳内は来年もレゴ®シリアスプレイ®三昧となるやもしれない。