活動の振り返りに認知行動療法の考え方を組み込む
◯コントロールできるものとできないものに分ける
車の前輪と後輪の例え話がわかりやすい。ハンドルによりコントロールできる前輪は『思考』『行動』で、コントロールができない後輪は『感情』『身体の反応』である。後輪をコントロールして進みたい方向に進むのは不可能だ。そうではなく、コントロール可能な前輪に目を向けることが大切!
まずは、事実を客観的な視点で確認することが重要です。ここに主観が入りがちです。例えば、『廊下ですれ違った知人が私の方を見て笑みを浮かべながら馬鹿にしていた。』という出来事があったとします。『廊下ですれ違った知人が私の方を見て笑みを浮かべていた』は事実です。しかし、『馬鹿にしていた』はその人の主観です。これは、事実とは分けなくてはなりません。事実と主観の分け方や事実、思考など分けて書き出すための型は有料部分で紹介します。
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