ほそハンドル推進協議会。
どーもどーも。「ほそハンドル」推進協議会会長のイージー★チューナーです。
これ意味わかりますかねぇ。 ボクのクルマもそうなんですけど、
最近のクルマのハンドル、デザインが凝りすぎてませんか。
あと、カタチが真円じゃないのが増えてきた。D型とかね。
さらには、
サムレストといって、親指をかける部分の上部に突起があったり、↓
手のひらを置く場所のえぐれというか、フィット感を想定した造形がなされていたり↑…
引いて見ると、真円じゃなくD型ですね。若干、下の部分が平らになってます。↓
見た目のカッコは悪くないと思いますよ。
何を隠そう私もこの見た目に惹かれてオプションのハンドルを選びました。
最近のF1のハンドルだってこんなことになってますし。↓
全然真円じゃないやん!
って声が聴こえてきそうですが、最近のF1のステアリングは、これでいいのです。なぜなら、クルクル回す必要がないから。最大のハンドルのキレ角(いわゆるロックトゥロック)が半回転しかないんですから。ハンドルを切る祭、持ち替える必要がないわけです。
しかし、市販車の場合はそうじゃありません。市販車のハンドルはクルクル回す必要があるのです!
つまりその、クルクル回している途中に、どこを握ったとしても、同じ握り心地であることが、操作上は最も都合が良いはずなんですよね。
回した時に、
右手はD型の直線の部分だわ、左手はサムレストの突起の部分だわ
となれば、回しにくいに決まっているわけで。こういうゴテゴテした部分は、機能面には全く疑問です。
ていうか、良いワケがない。
全体の形は真円で、握りの断面はどこで切っても金太郎アメのように同じであることがベストなはずです。
そしてワタクシ、個人的には、ニギリの細いのが好きなんです。
芯の部分を巻いているモノが薄いからか、細いハンドルの方が、車の振動が伝わってきたりして、
太いものよりも断然、剛性感があります。このマシンをオレが操ってるんだ!感が倍増しますから。
ウソだと思ったら、ニギリの細いのに替えてみてください。
…とは言えないのが現代のクルマ事情。
エアバッグやオーディオのスイッチなんかがついてるから、昔のクルマのように簡単には替えられないんですよね…
じゃあ昔のように、ネジ6本で好きに交換できたとしたら、どんなのがカッチョ良くて、かつ機能的だと思ってるのか?
それはですね…
これとか。↓
ヌッチオ・ベルトーネ(by MOMO?)。昔のは、真ん中のスポークのデザインで遊んでるんですよね。
これとか。↓
フェレロ・ストラトス。あのランチア・ストラトスのステアリングの、アフターパーツ版。ストラトスは欲しくても買えないが、ステアリングなら買えるという(笑)。決して、握りの部分では遊んでないやつがいいんですよね。
あとこれ。↓
カール・キッテルのヴァルター・ロールモデル。ラリー界のレジェンドの名を冠するだけあってシンプル・イズ・ベストを地で行ってます。
これも。↓
アバルト・ブーメラン。左右非対称の理由は、一説には 右手の位置をシフトレバーに近づけるためだとか。
それにこれ。↓
ポルシェ・デザイン。シンプルな上に、独創的デザイン。
以上はワタクシ20年くらいかけてコツコツ集めたもの。
こういうのって、再販の可能性がほぼないから、見つけたら買っとかないと、今度いつお目にかかれるかわかりません。
あと、持ってはいませんがこんなのとか。↓
英モトリタのステアリング。昔のミニとかロータスといえばこれです。
「やっぱりこういうのがイイ!」という人がいるんですね。だってホラ。こんなのが売ってます。↓
気持ちは、よくわかります。
でもね、真ん中のデカいエアバッグとスイッチ部分のぼってり感がどうもこう…昔のとは違う。
ここからはメーカーさんへのお願いというか、淡い期待なんですケド、
せめてオプションで、プレーンな細ーいハンドルが選べるようにできないでしょうかねぇ。
オーディオのスイッチは無しで我慢しますので、思いっきりプレーンなやつを。ウッドステアリングなんかも選べたらいいのになあ。
クルマを運転する時、最も触っている時間の長いハンドルのことですから、なんとか宜しくお願いします。
ほそハンドル推進協議会 一同
なんちゃって。
それでは、またー。
サポートいただけるなら、グンとやる気出します。