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【周りの反応を支配する】ブランディングが大事な理由-仕事・モテにも使えるビジネスハック
タイトルにも使用した画像を再掲しますが、この写真がブランディングのすべてを物語っています。
マーケティング頭を常に持っている人はすでにこのタイトルと画像だけで理解していただけるかと思うので以下の文書はあまり読む価値はないかもしれません。
マーケティング初心者や、ブランディングってなんでそもそも大事なんだっけ?ということがあまりクリアではない人はぜひぜひ価値がある内容となっていますので一読してみてください。
なぜブランディングが重要か
一番最初の画像を見ていただければわかりますが
「同じことをしているが、周囲の評価・結果が異なる」ということが起きてきます。
つまり「ブランディングができていないあなたは損をしている」かもしれません。
他にもブランディングでわかりやすいのが
・東大卒という肩書
・医者という肩書
・女子アナという肩書
・CAという肩書(特に男性の好みとして)
というものはその人の性質や本質的な価値がわかるものでもないですが、それだけで「この人はすごい人、、かもしれない」と思っていたりします。
これが肩書によるブランディングです。
ブランディングがされていると、
恋愛・性愛的なところからすると、
・モテます
・つきあいたいと思った人と付き合いやすくなります
・やりたいと思った人とやれることが多いです
これだけでも十分魅力的かと思います。
一報でもしブランディングされていないと
・興味すら持ってもらえない
・名前や顔すら覚えてもらえない
・童貞率が高い、もしくは期間が長い
・相手から、なんだかんだ理由をつけられて会ってもらえない
・優先度が下がっているので蔑ろにされる
などが起きてきます。
他にも、会社の中でブランディングがされていると
・仕事をミスしても「あの人がやってもダメなら仕方ないよ」となる
・同じ成果を上げても数値評価以外のところで周囲以上に評価をされる
・出世をする際の選択肢に入りやすく、出世して給料が高くなる
・自分の重要度があがるので、仕事が進めやすい
もし、ブランディングをされていないと
・仕事をミスするとすごく責められ、すぐ評価が下がる
・同じ数字を上げても昇進の対象や役職のポストに選ばれない
・しっかりと話を聞いてもらえないのでコミュニケーション齟齬が起きやすい
・優先度が下げられるので、結果として売上も下がりやすい
などのデメリットがあります。
ブランディングはやっぱり重要!!でもどうすれば?
ブランディングは重要なのはわかったけども「具体的にどうすればいいの?」というのが次に上がってくる疑問です。
これは多くの場合が「ブランディングセミナー」「モテセミナー」などでセミナー開催で情報提供している人が多いです。最適解を出すためには個々人それぞれが多くの要素を持っているので正直個別セミナーなどの方が導きやすいです。
(注意:セミナーなどで具体的な事例だけで自分にとっての解を導かずに具体的にうまくいった事例のみ紹介するような大したことのない、使いまわしのきかないセミナーなどもあるのでこの手の類はご注意ください)
ブランディングは
「概要・大枠」と「個別最適化」という観点で物事をとらえるとよいです。
論理的な思考でいう、大きな粒度が前者で、より小さな粒度が後者にあたります。
ブランディングの大枠としては、対ターゲットにとって
希少性・重要性・権威性・類似性
これらを示すことができるといいです。
忘れてはいけないのは「対ターゲット」という点です。
例えば男性で「希少性」という点で「年収1000万以上(4.5%)」という点をやたら推したとしても、ターゲットとなる女性が「父親が年収1億」「白馬の王子様」「顔がイケメン」というのが最も重要な評価項目で置いている人からしたら「ただのうざい人」となってしまう可能性もあります。
希少性
単純に少ないという事実。これは市場に多くのものがあふれる現代において、ただ少ないということは価値となりえます。
特に本人は努力をしていなくて、その希少性をうまく訴求することができるとそれだけで人は「この人は選ばれた人」と思ってくれることがあります。
わかりやすい具体例からすると、私の「MENSA会員である・高IQである」という点です。
これは多くの人(特に日本人)が「頭が悪い」「記憶力が悪い」と思いがちという思考(教育)の傾向を逆手にとり、「頭いいです」「記憶力いいです」という逆張りによる戦略です。確かに普通の人よりも記憶力もいい方ですし、高IQという点では200に1人くらいの割合です。(MENSAは100人に2人のIQで入れます)しかしこれは一ミリも努力をしていなく生まれながら性質・特性です。記憶力がいいというメリットがありながらも、うつ病になりやすい、他の人が噓つきに感じやすい、人と会話が合わない、言われた通りのことができない(会社員としては無能)などの社会的には不適合者という要素がふんだんにあり、正直よい側面、ブランディングとして使える側面だけを切り取り、コミュニケーションすることでうまく利用しているだけの個性です。
多くの場合のブランディングはこの希少性を使うだけでもブランディングができます。
重要性
重要であるということが伝わると、再度認識させると、「その他」とは全く違うものと区別をしてもらえます。そうすることで第一選択肢に入りやすくなる、また、再選択をしてもらえるなどがあります。
重要性を高めるのは難しいですが、
「接触頻度をあげる」⇒自己の重要度をあげる
「質問による問題を再認識・提起する」⇒解決する課題の重要度をあげる、問題を見つけてくれた人として自己重要度をあげる
などがあります。
権威性
権威性は一朝一夕ではできないことも多いですが「属している企業団体」「著名人の名前」「社会的な肩書・資格」などを利用することが多いです。
私の場合は「TOEIC900点以上」「元プロキックボクサー」ということをターゲット別の権威性として利用しています。今は一人会社なので大したことがないのであまり使いませんが、場合によっては「法人の代表」というのも権威性にあたるかもしれません。
類似性
これは少し通常のブランディングということから外れるかもしれませんが、とても有効な手段となるので紹介します。例えば、個人の基づくストーリーを共有した際にそれに共感した場合、あなたはその人を他人とは思えなくなり、その人の言うことはその他大勢がいうこととは全く別の捉え方をすることがあります。
例えば、
「僕は宮城県の出身です。震災の被害にあったときに大事な家族である娘をなくしました。生前娘が私の焼き鳥店に遊びに来た時に、『お父さんの働いている姿がかっこいい』と言われたことがありました。その言葉が脳裏に焼き付いているので、その姿を天国の娘に見せ続けるためにたとえ今のツライこのコロナの状況も絶対に店を閉めないで頑張るって決めたんです。味はたいして他の焼き鳥屋として大して変わらないかもしれません。しかしこの焼き鳥には私が店に立ち続けるのには他の誰にも譲れない理由があるんです。」
などというストーリー(完全な嘘)のストーリーが適切に届いたとしたら、あの自粛警察すらその正義を振りかざせないと思いませんか?
これは特に類似性、「娘がいる男性」もう少し拡大すると「子供がいる親全般」にとても類似性を強烈に掻き立てて共感を生むようになっています。そのような人達がひとたびこのようなストーリーを読んだら、ストーリーの主人公とターゲットはもう他人ではありません。味が大したことがない焼き鳥でも「応援したい」と購入する人もただの焼き鳥屋以上に圧倒的に増えるでしょう。
これが類似性の力です。(もちろん嘘はダメですが)
単体よりも組み合わせ
上記は1つだけで勝負よりは組み合わせが効果的で、いい方向に使うこともできれば悪用もできます。
例えばスピリチュアル系で商売する方は「見えないものが見える希少性(これは訴求していない人・嘘もあり)」と「質問にとって重要なことを想起させ、重要なことを認識させてくれた人・重要なことを解決できるかもしれない人」と信頼させてお金を(むしり)とるようなサービスも多くあります。
他にも「弁護士である」ということから「権威性」を誇示することで、法律関連でそれっぽいことをいいながらうまく人をコントロールするということも実例でみたことがあります。(詐欺などは「権威性」などを嘘であるがそれっぽく演じることでよく使います。権威性というのは人を信頼させるという点においてとても役にたつからです)
最後に
ブランディングをするにあたり、人それぞれ、持っている要素(希少性・ストーリー等)は大きく違います。しかし、ブランディングの有無で人の評価は驚くほど変わります。
これは「売上」「収入」「モテ」などあらゆるものに影響します。ブランディングはできていて損することはありません。(無理すると少しだけ動きづらくなる点はあるものの)
ぜひ、自分の特性を見直してみて、ブランディングをし、ターゲットに向けてメッセージを出してみましょう!!
それにより「同じこと」を「同じ時間をかけてしている」だけでも「出せる結果・成果」というものが変化をしていくはずです。
少しでも参考になったら嬉しいです。