まるめ店長

スパイスカレーとおやつのお店「Curia Lente」の店長をしています。 アーユルヴェーダカウンセラー たまにカホン奏者 #日本アーユルヴェーダスクール39期 #カレーの学校10期 1児のパパ予定。

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スパイスカレーとおやつのお店「Curia Lente」の店長をしています。 アーユルヴェーダカウンセラー たまにカホン奏者 #日本アーユルヴェーダスクール39期 #カレーの学校10期 1児のパパ予定。

最近の記事

【スリランカ旅行記06】町の食堂に行ってみよう

ホテルのレストランもいいけれど、現地の食堂もいいよね。現地感を感じたい~。 「現地感を感じたい」なんて頭の悪そうなことを考えながら、調子に乗ってたら、初めての手食に挑戦することになった。 手に少しでも油がついてると不快感のある僕は、旅行の前半は新鮮さからアドレナリンでその不快感をはねのけていた。 けれども慣れというのは恐ろしいもので、ふと冷静に考えるとやっぱりスプーンがいいな、ってなってからは、散歩の必需品は、スマホ、財布、スプーンになっていた。 今回はそんな初めての食堂の話

    • 【スリランカ旅行記05】スパイスを勉強しよう

      スパイスガーデンというスパイスを栽培している観光名所があります。 そこでは色んなハーブやスパイスが育てられていて、成長過程を見ることができます。僕らが何気なくAmazonの大津屋で買ってるスパイスはどういった状態で収穫されているのかわかります。 なんか、せっかくだから、 僕とスパイスのエピソードも交えながら紹介していきます。 ターメリックは殺菌のパワーが抜群で、切り傷ができたらまずターメリックをねりこみます。これが爆裂痛くて涙が結合崩壊して滝汗滝涙なのですが一瞬で傷がふさ

      • 【スリランカ旅行記04】上半身裸でヒンドゥ寺院の礼拝に参加した話

        友だちと、どこでもよく見るようなカフェに入る。 店員「メニューはこちらです」 どれも甘そうなスイーツとドリンクがいっぱい。何にするか悩む。 僕「ざくろジュースください」 店員「売り切れ」 僕「え…。ちょっと待ってくださいね。」 悩む。 僕「じゃあ、このアイスください」 店員「売り切れ」 僕「え…。どれは食べれるの?」 店員「この5つはいいよ」 (30個くらいメニューあるのに5個しか頼めないの!?) 僕「じゃあミロで」 店員「…??」 (僕、メニューを指さす) 店員「OK」

        • 【スリランカ旅行記03】ジャガリ製造工場に行ったら家だった話

          ジャガリをご存じか?(RRR風に) ジャガリとは椰子の木の蜜である。正式には孔雀椰子のね。 実はこの説明は難しいものがあってね。 よく友達に「ジャガリってなに?」って聞かれる。 僕は「クジャクヤシノハナミツさ」って答える。 すると友達に「鼻水!?」って聞き返される。 僕の活舌の問題なんじゃないかと思いながらジャガリの説明始める。 コクのある深みのある甘さが特徴で、日本の黒糖に近いかもしれない。 そんな夢のような、口に入れると幸せを噛みしめてるような、スリランカ料理では必需品

          【スリランカ旅行記02】散策中に街のアーユルヴェーダ診療所を見つけて診察受けてきた話

          マータレー、そこはメインロードが2つあり、その道は北と南で繋がっている街。その繋がり方は東名高速道路と新東名高速道路のような感じ。イメージ。 街の散策をすることになった。僕はスリランカに来てからホッパーに感動し続けているので(ダンブッラのホテルで過発酵したであろう生地でつくられたホッパーを食べたときはすっぱすぎてちょっと流石にしょんぼりんぐだったけど)ホッパー用のフライパンは買うことにしていた。 裏道にある調理器具屋さんで、見つけた。アルミ製のものかテフロン加工のものか悩ん

          【スリランカ旅行記02】散策中に街のアーユルヴェーダ診療所を見つけて診察受けてきた話

          【スリランカ旅行記01】スリランカで偶然立ち寄った寺院でセレモニーをやってて見学していった話

          Surathura Homestay というクルネーガラ地方の宿で朝をむかえる。スリランカの旅、初めての朝だった。初めての朝は美しさにあふれていたわけではなく、 どこからか聞こえる激しめの鳥の鳴き声、牛の声、虫の羽音。 これこそが美しいものだと思い、二度寝を決意するも、気になりすぎて眠れない。しかもそこに祝詞や太鼓の音も鳴り始めたのだから、朝4:30だったのに起きることになった。 で、宿の朝ごはんの仕込みを見学した後、近所を散歩することに。 Gattuwana Sri M

          【スリランカ旅行記01】スリランカで偶然立ち寄った寺院でセレモニーをやってて見学していった話

          アーユルヴェーダはスピリチュアルなのか。と、知識の話。विद्

          アーユルヴェーダはスピリチュアルだよね? と聞かれることがあります。 スピリチュアルという言葉を調べてみると 科学的・論理的に証明できないこと。再現性(ある結果が生じ、それと同じ方法を試すと同じ結果になること)がないこと。精霊的なこと。 などの意味があるそうです。 アーユルヴェーダはスピリチュアルではありません(と僕は思ってて)。 アーユルヴェーダは学問であり定説です。再現性があります。 あるアーユルヴェーダの名医がいました。彼は脈診によって、患者さんの生まれてからこ

          アーユルヴェーダはスピリチュアルなのか。と、知識の話。विद्

          アーユルヴェーダと妊活② ~男性編~

          今回書く内容は「強精」についてです。 良い精液をつくり、 良い射精をするために必要な精力を増やす方法です。 妊活に興味のない人もぜひ読んでみてほしいです。 精力が増すということは、それと一緒に健康増進にも役立つものですから。 どんな人にオススメかと言いますと 実践すべき人 ・子孫を望む人 ・性行為に喜びを感じたい人 ・異性の人に好かれたい人 ・体力、良い声を手に入れたい人 ・多くの配偶者を持つ人 ・早漏、遅漏の人 実践すべきではい人 ・配偶者を失った人 ・スキャンダルが

          アーユルヴェーダと妊活② ~男性編~

          アーユルヴェーダと妊活① ~性の基礎知識編~

          人は「肉体」と「心」と「魂」でできています。 「肉体」と「心」ってイメージしやすい僕らです。 では「魂」って…?「魂」はどのタイミングで体に宿るのか? それは、精子と卵子がくっついた時、ピストルで撃たれたように魂が体に入るという。ということは、縁起の悪い時間に受精すると悪い魂が肉体に宿る。縁起の良い時間に受精すると良い魂が肉体に宿るのである。 今回から性に関するテーマで書いていきます。 現代医学では性については病気の意味で(生理痛など)語ることが多いように思えます。しかし

          アーユルヴェーダと妊活① ~性の基礎知識編~

          春の準備とカパの話

          ~まえがきっぽいもの~ 二日酔いになりました。原因は前日の日本酒ぐびぐびです。 二日酔いになっているのは今現在に原因があるのではなく、原因は前日。 つまり結果は遅れてやってくるのです。 僕は花粉症ですが、春の生活が悪いから体調が悪くなるのではなく、 春の前の季節である「冬」の時の生活に原因があると、アーユルヴェーダでは言っています。 つまり!春を快適に過ごすには、冬の時期から準備をするのです! ということで今回のテーマは…春を快適に過ごすために、必要なもの「カパ」について

          春の準備とカパの話

          アグニの話の続きと冬の過ごし方 

          前回の続きです。 「僕の中のアグニよ…どうしたらあなたは喜んでくれるのだろうか?」 体の中に聞くときは、何かをしてみて、体が軽くなった気持ちがあれば良いのです。 食事は温かいものを。 料理にスパイスを使ってみる。 お腹が空いてから食べる。 ご飯より先にお風呂に。 朝、常温の水をコップ一杯飲む。 実際やってみてください、その心地は人によって違います。生まれ持った体質によっても変わります。(ちなみに…アーユルヴェーダカウンセリングでは、お客様が身体に心地よいと感じるものは何か

          アグニの話の続きと冬の過ごし方 

          アグニの話 अग्नि

          人の体内には炎が宿っています。それをアグニと呼びます。 この炎は何をしているのかというと、 食べたものを消化したり、 エネルギーをつくったり、 物事を理解したり、 免疫力を高めたり、 玉ねぎを飴色に炒めるやる気も、 カレーを美味しいと感じる気持ちも、 人を愛する気持ちも…もう何でもするし生み出します。 この炎が消えると人は死にます。つまりこれはヒトカゲの尻尾の炎、ジブリ好きならカルシファーです。 元気がいいときはメラメラと、しょんぼりしている時はしょんしょんと燃えるのです

          アグニの話 अग्नि

          夏と冬、体力に余裕があるのはどっち。

          アーユルヴェーダには「アーダーナ」という言葉があります。これは太陽が近づいてくる冬⇒夏(だんだん気温が上がっていく)の半年を指します。日本語で直訳すると「奪いとる」です。 ヴィサルガという言葉は、夏⇒冬(だんだん気温が下がっていく)の半年を指し、日本語では「生み出す」という意味です。 何が奪い取られ、何が生み出されるのか、それは人間の力(例えば体力)です。 太陽が地球に近づくアーダーナ。太陽によって人間の力は奪われていきます。 月の力が強くなるヴィサルガ。冷たい光で世界を

          夏と冬、体力に余裕があるのはどっち。

          良いことをすることが、なぜ良いのか。ということを説明できるようになりたくて。

          良いことをすることが、なぜ良いのか。 悪いことをしちゃ、なぜ悪いのか。 そんな当たり前のことが当たり前すぎて説明できませんでした。 いつか子供が生まれて、そんなことを聞かれたらどうしよう。ちゃんと答えられるだろうか。 きっと僕は「そう決まっていることだから。」「ルールだから。」と答えていたんだろうと思う。 社会人になって、僕はアーユルヴェーダと出会った。アーユルヴェーダを勉強すると、その答えを説明できるようになった。 「良いことをするとね、悪いカルマが無くなるからだよ。」

          良いことをすることが、なぜ良いのか。ということを説明できるようになりたくて。