【スリランカ旅行記01】スリランカで偶然立ち寄った寺院でセレモニーをやってて見学していった話
Surathura Homestay
というクルネーガラ地方の宿で朝をむかえる。スリランカの旅、初めての朝だった。初めての朝は美しさにあふれていたわけではなく、
どこからか聞こえる激しめの鳥の鳴き声、牛の声、虫の羽音。
これこそが美しいものだと思い、二度寝を決意するも、気になりすぎて眠れない。しかもそこに祝詞や太鼓の音も鳴り始めたのだから、朝4:30だったのに起きることになった。
で、宿の朝ごはんの仕込みを見学した後、近所を散歩することに。
Gattuwana Sri Mahinda Piriwenaという寺院です。
門の外には多くのトゥクトゥクやら軽トラやらバイク。
朝早くからこれほど多くの人が参拝に行くんだなぁ、と思いながら門に入る。
みんなの視線の先は豪華な衣装を身にまとった女性と男性。
彼ら彼女らは若めの年齢。供物を捧げたり、燭台に火をつけたりしている。
おじいちゃんに聞いてみると、踊り手さんのイニシエーション・通過儀礼を行っているのだと。ダンス学校の卒業式のようなもので、これからプロとして巣立っていくのだと。
いっぱい見学してって!
写真も遠慮なく撮ってって!
とおじいちゃんに言われ、しばらく見学していくことに。
(後々、この人が全員の踊りの師匠であることを知る)
ここからまた更に人が増えていく。トゥクトゥクで寺院に直接入ってくる人もいる。子供の門出を見守りに来る親、親戚も多そう。
いったん早朝のプログラムは終わりのようで、
宿に戻って朝ごはんを食べたり、
寺院を見学したり、
割れた壺だらけの上を裸足で歩いたり、
土足禁止のところに靴で入っちゃったのを優しく注意してもらったり。
寺院の見学中、本殿にも入らせてもらう。
写真は撮れなかったが、立派な像が鎮座していた。
さすがに寺院も見るところ見終わって待っていると、
次のプログラムの準備をしている子供たちがいた。卒業生の後輩たちらしい。白色のセットアップはスリランカの正装。
スピーカーの調子が悪く、何回も仕切り直しのやり直し。
正午になるころには人でいっぱいだった。