セントラルパークの走り方
反時計回りで走っている人が多いです、まるか調べ。
確かに、皇居も反時計回りでみんな走っている気がする。
人間は、時計に逆らって生きたい…のかもしれない。
コロナ禍になってから、やることがないので始めた、セントラルパーク・ラン。
ジムには行っていたけれど、ボクササイズ専門で、外を走るのは、初。
ニューヨーク生活4年目、ついに走りました。
意外と…いける。
この、安定感ある下半身のおかげか、わりと走れる。
で、まあ、走らないと、落ち着かない…!
みたいな感じで、意識高く、走ってたんです…雨の日も、雪の日も、反時計回りで。
ちょうど1年経った頃、先輩が不意に、話し出しました。
どうやら、セントラルパークでランニング中に知り合って、結婚した日本人男女がいるらしい…、と。
もう、青天の霹靂。
え、あの空間に、出会いがあった…?
スパッツのみで走るニューヨーカーたちに混じって、スパッツ+短パンで走り続けた1年間。
お散歩中の犬と、巨大なリスと、奇抜な動きをする人(※)を眺めながら走った、1年間。
(※)巨大な一輪車に乗った人や、上半身裸の女の人。どうやって公園まで来たのか、気になる。
そもそも、日本人とか、走ってたっけ…?
そこで気づいた、痛恨のミス。
みんなと同じ方向で走ってたら、誰が走ってるのか、わからないよね…、と。
まず、時計回りで走るところから、始めるべきだったのではなかろうか。
そしたら、走ってくるイケメン目掛けて、ヘッドスライディングで転べたかもしれない。
大丈夫ですか?!とか聞かれて、出会いがあったかもしれない。
…前の人の腓腹筋を、ひたすら見つめてる場合じゃなかった。
その出会った日本人男女の馴れ初め(走る方向)までは聞いていませんが、
今後、セントラルパークを走る人には、敢えて、時計回りで走って欲しい。私には見つけられなかった何かを、見つけて欲しい…
なお、私はそろそろ外は暑いので、ジムで走ろうと思います。