【詩】叶わない恋
君が近くにいるから何も思わないという訳にはいかない
一緒になれないとわかっているから統合はもちろんない
君とはほとんど毎日顔を合わせているけれど
君との距離はいつも近くて遠い後ろ姿
たまたま君が隣に来た時に
君と俺の間に毬のように綺麗な綺麗な形をした
ケセランパサランが舞い降りて来た
そう風が吹いていた訳でもなく
屋外でもない場所で
そしてこのタイミングで舞い降りて来るなんて
「君と俺はやっぱり・・・」と確信した
何秒 何分 何時間 何日 何年好きになっても
叶わない恋
「押し」でどうにかなるものでもない
「いつまでもお幸せに」と願うだけ
ただ思う事がある
If…
If…
君と同じ想いだったとしたら
本物の恋が出来ただろう
そして君は俺の弱点になっていただろう