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メニエール病

痩せこけた写真を出すのは恥ずかしいことなんだとお母さんに言われてきた
だからあまり出さない方がいいのはわかっているが、この姿がおかしくないと思うのも拒食症の症状であって、それと同時にこんな姿にまではならないでと伝えたい
(醜い姿ですいません)


拒食症になると、脳が萎縮していく
だからポジティブになんか考えることはできない
その割には考えることはたくさんある

今日は何を食べよう?
何カロリー消費したら摂取カロリーを上回るだろう?
誰かにあったらどうしよう
スーパーではどんな目で周りに見られているだろう

たくさん考える私と裏腹に、

これ食べたいな
朝ごはんや昼ごはんも食べたいな

ちらちら登場する誘惑を必死で隠そうとする私がいる

そんなに考えることはできているのに、気は長く持たず、ちょっとしたことでイライラする
そのイライラが小さい体の私は一瞬で満タンになってしまい、メニエール病になった

メニエール病は悪心・嘔吐・めまい・耳鳴り・難聴が発作的に起きて反復する慢性の内耳疾患のこと。
私の場合は、めまいはもともと血が足りてなかったため毎日あったからフラフラしてるのもこれが普通だと思っていた
しかし、ずっと続く耳鳴り。
飛行機の離陸や長いトンネル、高層ビルのエレベーターの時に味わうような耳の中がボワボワする感じ。
耳が何も聞こえない。
ご飯を食べる時も、出かけても、耳が邪魔をしてくる
なんでこんなに私に神様は意地悪をしてくるのだろう。それなら死んだ方がマシだ。ずっとそう思っていた。

耳鼻科に行ったら激マズで有名なイソバイドという飲み薬に多量の錠剤。
そんな薬の量に耐えられるわけもなく、入院につながってしまったのだった。

聴覚検査をしても、全く何も聞こえない。
いつ音が鳴るんだろうとずっと待っていてもヘッドホンの外からでもしっかり聞こえるほどの音を出してもらうまで聞こえない。
この病気の原因は極度のストレスが多い。

摂食障害の人は、学校に行くこと、仕事をすること、スポーツをすることなどできてない人が多いと思う。というか、やりたくてもできない。
だって、極度のストレスがかかるほど考えて、考えて…
誰よりも自分と戦っているのだから。
普通の子は、イライラしても学校に行って友達と話せばいつの間にか吹っ切れていたり、スポーツで発散したり、バイトで発散したり…
吐口をたくさん持っている。

以前紹介したゴミ収集車の話(https://note.com/maru427/n/n385fd8f274c1?sub_rt=share_pw)で例えると、ゴミ捨て場がたくさんあってそれも毎日でも回収してくれる。
でも私は違って、ゴミを捨てられる場所は1つで
(イライラを話せる相手はお母さんだけで)
それも毎日は回収してくれない
(言える時と言えない時がある)
普通の人みたいに外食も行けないのなら
(外食も怖ければ)
ウーバーするしかない
(家に閉じ籠るしかない)
それならゴミも溜まっていく一方なのは当たり前だ

摂食障害や鬱の人は世間一般からするとサボりだとかそういうイメージを持たれる
でも実際はそうじゃなくて、ゴミ捨て場を必死に探していて、
溜まっていく一方のゴミをどうにかしようと必死で処理をしている
でもそのゴミの量は目を逸らしたくなるぐらいの量で、当然処理は追いつかない


ゴミ(イライラ)を貯めれば貯めるほど体はおかしくなっていくから、
どうか1つでも多くのゴミ捨て場を見つけて、
そしてゴミ回収者になった人は回収だけでいいから
(話を聞き流すだけでいいから)
その人がゴミを出してきた時には
(話をしてきた時は)
笑顔で回収してあげてください☺️

その時はあなたに心を開いてくれたという証拠です😌

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まなか
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