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雅子
2022年1月24日 06:45
太宰治の「人間失格」続きネタです。今では悪名高い睡眠薬、バルビツール酸系睡眠薬。でも昭和初期の頃は、普通にそこらの薬局で、処方箋もなく買うことができたようです。薬の歴史や医療の歴史をみると、いかにその時代時代で評価が変わるということが、よくわかります。ベンゾゾアゼピン系薬物も、バルビツール系薬物に変わり、依存性もなく、致死率が限りなく低い安全な薬として登場
2022年1月24日 07:08
日本人初のノーベル文学賞作家川端康成の「眠れる美女」という作品。睡眠薬がらみの小説です。老人を客とする海辺にある怪しい会員制の宿。そこでは、睡眠薬で眠らされた全裸の若い娘と添い寝することができます。この小説は、主人公の老人が睡眠薬で眠らされた若い娘の傍で一夜を過ごす物語。老いを自覚した1人の男が、睡眠薬で意識を失った娘のみずみずしい肉体を詳細に観察しながら、過