マロバシ堂

地図にはないマボロシのお店が、2021年1月に川崎市多摩区にオープンしたらしい。ときどき霞のように現れては、ひとと交わり、演劇を主とした企画・ワークショップを行う。「マロバシ」とは転じること。うつりゆく世の中をころころ転がりながら、みんなの広場をつくることが目標。

マロバシ堂

地図にはないマボロシのお店が、2021年1月に川崎市多摩区にオープンしたらしい。ときどき霞のように現れては、ひとと交わり、演劇を主とした企画・ワークショップを行う。「マロバシ」とは転じること。うつりゆく世の中をころころ転がりながら、みんなの広場をつくることが目標。

最近の記事

  • 固定された記事

マロバシ堂へようこそ。

え、マロバシ堂ってどこ? おーい そう思った方にはごめんなさい。 厳密には、そういうお店ができたわけではないので、 地図上には存在しません。これは団体の名前です。紛らわしいです。 団体の活動としては 地域アート、コミュニティアート といった言葉にくくられる・・・ことをにらんでいます。 今回はそんなマロバシ堂のことを紹介します。 ちなみに、私はみどりって言います。 どんな団体なのか マロバシ堂は2021年1月から、ゆっくりと始動しているアート団体です。 演劇を主とし

    • 芸術の秋、あなたは絵を見て何おもう。

      「五感でたのしむ美術鑑賞 絵は魔法のかがみ」が横浜にまいります! ホームであるさいたま、第2のホームである川崎、 そして私が仲良くなりたい横浜・・・ と場所を変えれば視点も変わる、ということで。 たいへんお世話になっているBUKATSUDOで開催します! BUKATSUDOは大人のためのシェアスペース。 コワーキングスペースとしてドロップインもできますし、コロナ前はブカツとしてイベントも開催していました。 今回のイベントに関わらず、ぜひ一度あそびにきてくださいね。 「

      • 古民家で日本茶とひとり芝居をどうぞ。〈完〉

        先週10月3日(日)にさいたま市のアルピーノ村ギャラリー樟楠にて 日本茶とお芝居のイベント【緑芝茶】を行いました。 アルピーノ村と私の関係についてはこちらもご覧ください。 背面の障子に彫り物があって、やわらかい光が注がれます。 いつもの日本茶喫茶の営業スタイルとは異なるアテンドと席の配置だったので 知らずにいらっしゃった方には驚かせてしまいました。 今回は少しだけ振り返ってみます。 企画への想い今回は日本茶を飲みながら楽しんでいただけるように 肩肘はらずに見られる作品を

        • 古民家で日本茶とひとり芝居をどうぞ。

          無観客公演の舞台が終わったばかりですが うれしいことに10月3日(日)も少しだけお芝居します。 (トップ画像は2019年イベントの様子 photo byタケシさん) ▼先日の舞台の様子はこちらから アルピーノ村について地元さいたまで、大変お世話になっているアルピーノ村のギャラリー樟楠さん。 アルピーノさんは、私の大学時代4年間のバイト先でもあります。 当時は樟楠はなくて、お菓子屋さんに併設されている銀花ギャラリーで販売と接客の業務。 若いことに物言わせて、当たって砕けろ

        • 固定された記事

        マロバシ堂へようこそ。

          出演舞台の収録をおえて

          久しぶりの投稿になりましたが ワタクシみどりは本日、ひとつの公演を終えました。 SUANA feat. 前久保諒対絶食三平『HOMEVIDEO』に出演しておりました。 しかし1ヵ月前から検討を重ね、関係者と協議を進め、稽古場で話し合い、 9月頭に無観客公演を決めました。 楽しみにしてくださったお客さまには 残念なお知らせとなってしまい誠に申し訳なく思います。 代わりにビデオ収録することにより、作品として形に残すことにしました。 少しだけ舞台の様子をお届けします。 無観

          出演舞台の収録をおえて

          「絵は魔法のかがみ」夏休みイベントはZoom開催に変更します

          (8月1日開催方法の修正あり) すっかり夏が始まりました。 汗をかきながらアウトドアも楽しいけど 暑い日はやっぱり室内にこもりたくなりますね。 せっかくなら、じっくり絵と向き合う時間にするのはどうですか? ということで、あらためて8月9日(月)のイベントについてお知らせします。 日時:8月9日(月)14:00~15:30 定員:10名ほど(まだまだ余裕あり!) 持ち物:特になし ◎方法:オンラインミーティングツールZoom使用 ◎対象:小学生以上なら誰でも参加無料 ◎申

          「絵は魔法のかがみ」夏休みイベントはZoom開催に変更します

          「絵は魔法のかがみ」だと思うんです

          ワタクシみどり(マロバシ堂)と、母のYUKIが 新しいプロジェクトを立ち上げました。 それがこちら 五感でたのしむ美術鑑賞 絵は魔法のかがみ 対話型美術鑑賞とドラマづくりの2本立てで 絵を味わいつくすプログラムとなっております。 4・5・6月と活動してきたので ここで一度まとめてみたいと思います。 オンラインイベントのやり方に悩んでいる方 対話型美術鑑賞に興味のある方 演技することに少しワクワクしている方 私も手探り状態なので、何か参考になれば幸いです。 プロジェ

          「絵は魔法のかがみ」だと思うんです

          落語がみせるマボロシ(つづき)

          公演で落語を扱ったからと 前回は、私がいかにして落語に触れてきたかの話をしました。 この期間に卒論を引っ張り出し読み直してみることに。 持論はともかく、落語の歴史解説としてはよくまとまっていて 今さら勉強になりました。 過去の自分に教えてもらうなんて、まぬけな話です。 でも恥ずかしいぐらいに、考えていることは今とそんなに変わらないんですね。 時代とともに変化する落語歴史的にみても、落語は一体感を生み出しやすい芸です。 それは寄席が開かれた時間や場所にも由来します。

          落語がみせるマボロシ(つづき)

          落語がみせるマボロシ

          みどりです。 OKAMI企画さんとマロバシ堂の新春合同演劇公演が3月に幕をおろしました。 このような社会情勢の中、ご来場いただいた方、 あるいは応援してくれた方には心より感謝申し上げます。 マロバシ堂として初めての公演。 短編とはいえ、わたしにとっては初めての脚本・演出でした。 その脚本では、落語『らくだ』を扱いました。 落語については憧れというか、演劇の中でも特異なところにいじらしさを感じています。 結局はわたしの一方的な片思い。 今回はその落語の魅力について話し

          落語がみせるマボロシ

          池袋で海外旅行をしてきた

          みどりです。 「第20回アシテジ世界大会 / 2020国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバル」が 3/20(土)~28(日)は東京開催、 そして3/25(木)~31(水)は長野開催しています。 2020年5月は泣く泣く延期となった経緯もあり、 無事に開催されて、関係者でもないのに私もほっとしています。 私は初めて聞いた言葉でしたが アシテジ=国際児童青少年舞台芸術協会 (Association Internationale du Theatre pour I’Enf

          池袋で海外旅行をしてきた

          2月演劇ワークショップをふりかえって(後編)

          みどりです。右下で頭にツノを生やしています。 撮影した動画を見返しては、同じところで笑ったり。 ひとりで言ってて恥ずかしいですが、本当に楽しかったなあ・・・ さあ前編に続き、ワークショップの内容をふりかえる後編です。 演劇の不自由さについてTwitterやInstagramを見ていて感じるように 美しい風景も、かわいい猫の仕草も、上手にできた料理も 写真や映像で残せば、いつでも思い返すことができるようになりました。 しかし、舞台上で再現できることには限界があります。

          2月演劇ワークショップをふりかえって(後編)

          2月演劇ワークショップをふりかえって(前編)

          みどりです。手前の真ん中でニヤニヤしています。 マロバシ堂として、2月演劇ワークショップの全日程が終了しました。 〇2/11(祝木) @岡上分館 ・・・現地3名、オンライン3名 〇2/18(木)えんげきの「え」!(1日目)@川崎市―アートセンター工房 ・・・現地6名+見学1名 〇2/19(金)えんげきの「え」!(2日目)@川崎市―アートセンター工房 ・・・現地5名、オンライン見学1名 〇2/20(土) @岡上分館 ・・・現地4名、オンライン1名 今回は18・19日

          2月演劇ワークショップをふりかえって(前編)

          類は友を呼ぶ、を演劇で分かち合う

          みどりです 今日は知人に付き合ってもらって演劇ワークショップをしました。 一緒に舞台をつくったことのあるメンバーもいるので あらたまって私からものを伝えるのは 正直かなり気恥ずかしいものです・・・ 快く参加してくれた仲間に、本当に感謝します。 会場に集まる現地組と Zoomのオンライン参加組と 混ざりあって運営するトライアルをさせてもらいました。 結果としては、ワイワイと盛り上がりました!やったー! 場を和ませてくれたり フォローし合ってくれたり 温かく見守って

          類は友を呼ぶ、を演劇で分かち合う

          2月18日と19日は平日だけど演劇ワークショップやります

          みどりです。 お知らせが遅くなりましたが 演劇ワークショップを企画しました。 平日は仕事だよ!という方もご安心を オンラインでも参加できます。 ちょっと見物・・・もできますので まずは詳細をご確認ください。 ワークショップ概要 えんげきの「え」!~演劇であそぼ~ 〇2/18(木) 14:00~16:00 ひとつめ 16:30~18:30 ふたつめ(小学生も参加可能) 〇2/19(金) 14:00~16:00 みっつめ 16:30~18:30 よっつめ(小学生も参加

          2月18日と19日は平日だけど演劇ワークショップやります

          オンライン読書会で『新復興論』を読んで

          みどりです。 マロバシ堂とは直接関係ありませんが、 面白い本を読んだ話をします。 私は小学生の頃からご縁のある近所のおじさん・おばさんのお宅で 定期的に催される読書会に参加しています。 そうはいっても、昨年の春以降はオンライン ・・・つくづく便利な世の中になったなあ、と感じます。 今日の課題本は『新復興論』でした。 地元にある第3の場所小学校低学年の頃、近所のおばさんに誘われて 手作りオモチャの会に参加したことが始まりでした。 手先が器用だったことと、細かい作業が

          オンライン読書会で『新復興論』を読んで

          お母さんとZoomでいっしょ

          みどりです。 木曜日の実験教室、やりました。 私がひとりだろうと心配して、 なんと、お母さんがZoomで参加してくれました。 ・・・ありがとう、お母さん。 実験教室の成功と失敗Zoomで実験ワークショップをやりましたが 声は聞こえづらいし、画面から見切れるし なるほど、この機材では限界があると分かりました。 そして相手の空気感が読めなくて、 「その顔は分かったってこと?」と ギャーギャー言いながら進めました。 分かっちゃいたけど、むずかしい。むむむ。 すんなり

          お母さんとZoomでいっしょ