マガジンのカバー画像

俳句

181
俳句を始めました。 ご指導よろしくお願いします。
運営しているクリエイター

記事一覧

紅葉から # シロクマ文芸部

紅葉から # シロクマ文芸部

紅葉から日の暮までのひとりかな

今週は、「紅葉から」で一句詠んでみました。

いつもより多く手を振り冬来る
碧萃生

立冬の名の通り、今日は冷え込んでいます。
見送る妻が、いつもより多く手を振ってくれました。
気のせいでしょうか。

この句だと、冬が手を振ってやって来たともとれますかね。
それはそれで、楽しいような。

注文の書籍届きぬ冬隣
碧萃生

今日で秋も終わり、明日は立冬です。
何となく、冬らしくなってきましたが、秋らしいことはほとんどなかったですね。

注文した本は、句の内容とは違い、まだ配達中です。
でも、配達員さん、ゆっくりでいいですよ。

古雑誌十字結びに文化の日
碧萃生

今日は文化の日。
昭和21年のこの日に新憲法が公布、つまり「こんなんできたよー」と国民に知らされました。
そして、その憲法が効力を発揮したのが翌年の5月3日、憲法記念日です。

今朝は、地域の古新聞、古雑誌回収の日でした。

【俳句】神無月〜碧 萃生

【俳句】神無月〜碧 萃生

面々のたくらみ顔や神無月

今日から11月。
学校では10月を神無月と呼ぶんだよーと教えられたが、神無月は歳時記では旧暦の10月になる。
今日が旧暦の10月1日なので、この1ヶ月が神無月。
ちなみに昨日は旧暦の9月29日。
あれ?
旧暦の9月30日はどこに行った?

さて、政界ではさまざまなたくらみが始まっている。
各党ともに、いかにして政権を手にするか。
水面下でもさまざまなたくらみがなされてい

もっとみる

ハロウィンのきつとどこかに九十九神
碧萃生

九十九神を詠みたくて。
でも、仮装の中に本物が混じっていると、ホラーです。

ハロウィンを季語とするかどうかは議論があるようですね。
僕の結社の歳時記には掲載されています。

【俳句】十月〜碧 萃生

【俳句】十月〜碧 萃生

十月やガリ板刷の上手き人

今ではもう見かけなくなったガリ板刷り。
昔は、学校のテストも、回覧板も、みんなガリ板刷りでした。
大学に入って、同人誌まがいのものを作った時も、最初はガリ板刷り。
まずは、原紙に鉄筆でカリカリと現行を書き写す。
当時はボールペン原紙なる便利なものがあって、ボールペンで書くことができた。
原紙用の修正液もあった。
出来上がった原紙を謄写版にセットし、インクのついたローラー

もっとみる

街道を京へ背高泡立草
碧萃生

鍛錬句会も無事に終わり、帰っている途中です。
全国の支部から集まってこられ、句会の後の懇親会でも、皆さん俳句のことになると急に真顔になるのが驚きでした。
僕ももっと真剣に取り組まないと。

秋湿り旅慣れぬ荷の重さかな
碧萃生

今日は、これから結社の鍛錬句会に一泊で出かけます。
さて、うまく詠めるでしょうか。

構内の一本道や銀杏散る
碧萃生

今日はこれから句会です。
今回は大学の施設を借りて行われます。
長い銀杏並木が印象的でした。

校内の一本道や銀杏散る

の方がわかりやすいでしょうか。

十三夜今さらなれぬ世捨人
碧萃生

生きると言うことは、捨てられないものを抱え続けることでもあります。
捨てられないものを捨ててこその世捨人でしょうが、なかなか尾崎放哉や種田山頭火のようにはなれません。
昨日は後の月、十三夜でした。

鵙日和隣の席のパフェの嵩
碧萃生

今日は妻と、天気もいいのでぶらっとドライブ。
宇治橋近くの伊藤久右衛門本店でパフェをいただきました。
12組待ちでしたが、進みだすといっきに進んで順番が回ってきました。

秋の夜 # シロクマ文芸部

秋の夜 # シロクマ文芸部

金色にゴング響きて秋の夜

今回は俳句に無理やりまとめてみました。これを見てます。

露草や朝食までのひと仕事
碧萃生

昨日は二十四節気の寒露。いよいよ晩秋です。とは言え、今日も大阪は夏日の予報。初秋の季語である露草が綺麗に咲いていました。