
【SEO対策】キーワードの選び方とは?<キーワード検索で問合せまでつなげるための選定方法について>
「どんなキーワードを選べば、検索で上位表示されて、問合せにも繋がるのかが知りたい」
といったご相談を受けましたので、その事についてコラムで答えようと思います。
確かに、集客や売上に繋がるキーワードを選んでSEO対策を行い、見込み客を集める事は大切な事です。
ただ、既に取り組まれている方でも、ひと昔前の方法で行っていたということもあります。
今回のコラムでは、改めてキーワードをどのようにして決めていくのか、そしてどうやって強化していくか(上位表示していくか)についてまとめます。
1.キーワードに関する用語
1-1.ビッグキーワード
検索ボリュームが非常に高く、多くの人々が検索エンジンで頻繁に使用するキーワードのことを指します。
ビッグキーワードは、一般的で広範な意味を持つ単語やフレーズであることが多く、競合が多いため、検索結果の上位に表示されるのは難しいとされています。例えば、「腰痛」「腰痛 東京」「コルセット」「コルセット 通販」などのキーワードが該当します。
1-2.ミドルキーワード
ビッグキーワードほど検索回数が多くはないが、一定の検索ボリュームがあるキーワードのことを指します。
例えば、「腰痛 原因」「腰痛 ストレッチ」などが該当します。
次に紹介するスモールキーワードより詳細な内容ではないが、ビッグキーワードより具体性のあるキーワード検索をする傾向にあります。
1-3.スモールキーワード
検索ボリュームが比較的低く、非常に具体的なニーズに対応するキーワードを指します。また、競争が少ないため、ニッチな市場や特定のユーザーに対して効果的な戦略を取ることができます。
例えば、「腰痛 整体 効果」「腰痛 サポーター 口コミ」「腰痛 温泉 効果」などが挙げられます。ユーザーの検索意図が明確であるため、ユーザーに合致したコンテンツを提供することができると高いコンバージョンが期待できます。
2.【コンテンツ作成前】どうやってキーワードを決めていくか
では、どうやってキーワードを選べばよいのかについて、大きく3つご紹介していきます。
2-1.キーワード候補をリストアップした上で選定する
まずは、ご自身の分野に関連するキーワードが、どのようなキーワードと組み合わせて検索されているかを知る必要があります。
簡単に調べる方法は、Googleの検索画面でキーワードを入力して確認します。
例えば、「Web集客」+スペースを入れた場合、
「成功事例」「戦略」「本」「事例」「コンサル」「コツ」
といったキーワードと組合せて検索される傾向にあります。

このような方法で、ユーザーがどんなキーワードで検索しているのかをチェックしていきましょう。
関連性の高いキーワードの提案(※表示)する機能のことを「サジェスト」と呼ぶこともあります。
キーワードサジェストを調べるのツールもいくつかあるので、そのツールを活用して調査することも1つの手段です。
そのサジェストの一覧の中から実際に見込み客となりうる方が検索しているキーワードを選定するようにしましょう。
2-2.実際に検索してどんな記事が上位表示されているかを分析する
サジェストから選定したキーワードを使って実際に検索し、どんな競合サイトが上位に上がっているのかをチェックします。
ここでは、検索で上位表示されている競合サイトのコンテンツを分析してそれを上回るコンテンツが作れるか判断します。
例えば、上位5サイトの記事を見て、どんな見出しで、どんな内容で記事が作られているのか分析した上で、どんな構成で記事を作成すればよいか構想を練ります。
2-3.実際にコンテンツを作成する
競合サイトを上回るコンテンツが作れそうであれば、そのキーワードで上位表示を狙うためのコンテンツを作ります。
ただ、競合の記事と”全く同じ記事”を作ることはやめましょう。
競合からの不信感やGoogleの評価にも関わってくるので注意が必要です。
ユーザーの求めている情報を整理して、各個人の経験に基づいた情報を取り入れながら記事の作成を進めていくことが重要です。
3.【コンテンツ作成後】どんなキーワードを強化していくべきか
キーワードを選び、コンテンツを作成した後は、「サーチコンソール」を活用してそのコンテンツの流入キーワードや順位などの確認を行ってみましょう。
3-1.サーチコンソールの「クエリ」を確認する
サーチコンソールの「クエリ」の項目から、どんなキーワードで検索されているかを見てみましょう。ここではサイト全体でどんなキーワードで流入されているのかが分かります。
そこで表示されているキーワードをピックアップし、実際にそのキーワードを検索して、どのコンテンツがどの順位で表示されているかを見ます。確認する上で大切なことが、表示されたコンテンツが的確な答えとなっているかです。検索した時のキーワードに対して、表示されたコンテンツが的確な答えとなっていれば問題ないです。
例えば、トップページが表示されるなど、キーワードとの関連性が低いコンテンツが表示される場合は、将来的にそのコンテンツの評価がさがってしまう可能性が高いです。
あくまで、検索意図にあったコンテンツを提供できていることでユーザーの満足度を得られるため、提供したいコンテンツが表示されているかをまずはチェックしましょう。
3-2.自社のコンテンツを上位表示させたい場合
表示されたコンテンツより掲載順位が高いコンテンツがある場合は、そのコンテンツを分析して、自社の記事のブラッシュアップを行います。
ブラッシュアップの方法は、「1-2.実際に検索してどんな記事が上位表示されているかを分析する」で紹介した方法で行いましょう。
ただ、様々なコンテンツを公開している場合は、優先順位をつけて行ってください。
例えば、「地域名」「料金」「代行」「無料相談」「治療」「通院」といった、悩み解決ではなく次の行動に移したいと考えているようなキーワードとの組み合わせのコンテンツから実施することをお勧めします。
4.まとめ
キーワードの選び方から記事の作成後の取り組みについてお話してきました。
キーワードの選び方で躓いた際の代替案として、Q&Aサイトでも気になるキーワードを検索してみて下さい。
使いたいと思ったキーワードをユーザーが実際に使うと、どんな表現、呼び方をしているのか知るきっかけにもなります。
使いこなしている方ですと、「Ubersuggest」を使われていた方もいらっしゃいましたので、ご興味ある方は一度お試しください(※無料版と有料版があります)。
https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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