色に意思があるとして。
「見えないもの」を可視化ししたものが「色」なら、足元に咲く花の色は、そこ一帯の “土の意思“ なのかも知れないと思うことがある。
いろんな土地や海外、少数民族が身につけている色とりどりの装飾をみても、そこを取り囲む自然の色が、人の色素や街、衣食住にかかわる多様なものにおおきく影響しているのがわかる。
石に色をつけて並べてみたり、顔料を混ぜたりして選択肢が増えると表現したイメージが文化になったり、団体を象徴する色をつけて理念を表現したりして、取り扱うものの意思や思想が現され