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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第16回「人はなぜ恋に落ちるのか」ヘレン・フィッシャー


「愛とはなにか?」シェークスピアは問いかけた。
そんな疑問を抱いたのは、この偉大なる吟唱詩人がはじめてではない。
本書では、その難題の答えを探ってみようと思う。

こんなスタートから始まる本を、
やはり取り上げずにはいられません。


・愛は変わる〜恋愛期間と脳の関係

・愛を呼び覚ますことは可能か

・「人間は4年で離婚する」説には、生物学的根拠があった!

このような内容を読んでいくにつれ、いま「愛」とはなにか?と、
どちらかというと哲学的な答えを探し求めている私にとっては

「え?脳科学ですか?ホルモンの作用ですか?」と驚くべき解明!!

うん、でもこういうアプローチ、大事だなと納得なのです。


人間が自然と恋に落ちて、愛を育み、子供を育てる・・・

そうなるためのメカニズムが出来上がっているということは、ある意味人間は素晴らしい唯一無二の神の作品だなと感心するわけです。

今日は、読んでいてお伝えしたいなと思うことを、一つピックアップしました。


恋人選びに「愛の地図」あり

私たちは無数の瞬間にもまれて成長しながら、恋愛対象となる相手の好みをゆっくりと形づくっている。
自分の意見に同意してくれる相手を探す人もいれば、活発な議論を求める人もいる。

先々のことがわかっていない時のすまない人、
何事も順序立てて考える人、派手なことが好きな人もいる。

楽しませてもらうのが好きな人もいれば、知的好奇心を刺激してもらいたい人もいる。

多くの人が、自分の主義を支持してくれる人、恐怖を鎮めてくれる人、あるいは同じ目標を持つ人を必要とする。
哲学者のキルケゴールは、愛は寛大で、愛する人には、献身的な愛情を注ぐべきだと考えていた。
中には溺愛されるのを嫌う人もいる。
そういう人たちは、知的に、あるいは精神的に成長できるよう刺激してくれる相手を求めている。


このように愛の地図は微妙だし、読むのは簡単ではない。
男も女も自分の愛の地図を知らない人が多い。


これはまさに納得だなと、思わず紹介せずにはいられません。

自分の愛の地図、つまり自分が何が好きで、何が嫌いか、どうしたら心地よくて、何が不快なのか?


これがわからないと、人生のパートナーと出会っても、一歩が踏み出せないですよね。

「どういう人を選んだらいいですか?」とよく質問をされますが、正解はない。


それも自分の愛の地図を自分で作るしかないわけです。


「愛は目で見るものではなく、心で見るもの。だから翼をつけたキューピッドは盲目に書かれている」


とシェークスピアは書いたそうです。

どうでしょう?

あなたの愛の地図はどのような形をしていますか?


それでは今宵はこの辺で・・・

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<記事を書いた人>

クレーン 美幸(Miyuki Crane)

・結婚したい人のコミュニティー マッチモア アカデミー校長・クレーン式コミュニケーションスクール主宰
神戸・東京の企業にて人事採用・教育研修業務に長年従事、2006年にイギリス系日本人男性と結婚。現在結婚14年目。
大学卒業後、神戸のアパレル企業、東京の教育人事制度コンサル、英会話教室など大手企業等に勤務。人事・教育研修、マーケティング、広報などの仕事に従事。

7年間結婚相談所を運営し、会員のほとんどが約6ヶ月の婚活期間での成婚を出してきた。
「大学中退の人は嫌です」「転職が多い人は嫌です」「ご両親が離婚している方は避けたいです」「年収が●●万円以上でないと嫌です」というような、その人の本質を見るよりも、条件での結婚相手選びの環境提供をしていることに違和感を感じたことで「条件ではなく、その人の価値観や本質を見ていく婚活」を勧めたいと決意。
新しい時代にあわせて、令和スタイルに恋愛観をアップデートした結婚の新しい価値観をつくっていくことを目的に、結婚したい人の結婚コミュニティーを運営中。


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