【読書】出合ったものが1番やりたかったもの~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.485 2024.8.15)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事、第88弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号の特集は、「あした美術館へ」です。
東京都美術館のエントランスの”エスプラナード”という広場、恥ずかしながら通り道感覚で、広場として認識していませんでした。”エスプラナード”という名前が付いていることも知らなければ、置かれている野外彫刻をきちんと見たこともありませんでした。今度行く時は、きちんと見てみようと思います。
特集以外では、スペシャルインタビューの永瀬正敏さんの言葉が印象的でした。
「原作」とは『箱男』のことです。未読なのですが、読んでみたくなりました。
非常勤講師の私は、基本的には学校から依頼された科目をそのまま引き受けるのみなのですが、永瀬さんのような思いで取り組みたいなと思いました。依頼された科目が、一番やりたかった授業だと(でもちょっと厳しい)。
「池内了の市民科学メガネ」は今回は蚊の話でしたが、あの小さな体に赤外線センサー、炭酸ガスセンサー、乳酸センサー、超音波センサー、血漿を感知するセンサーと、5種類ものセンサーを備えているとは、確かに驚き。
まさに「ヴィランの言い分」ですね。
『新版 森と魚と激戦地』の著者の清水靖子さんへのインタビュー記事も、衝撃でした。
阻止できて良かったですが、とんでもない計画です。
この清水さんの言葉を、心に留めたいです。
今号も、とても良かったです。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒のシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった宮城さん、いつもありがとうございます!